中学受験ガイド2024

中学受験ではお母さんの関わり方次第で子どものやる気も成績もまだまだ伸ばすことが可能です。このブログではお母さんの力で成績を上げる方法、子どものやる気や能力を引き出す方法そして中学受験をサポートしていくうえでのコツと注意点を毎回お伝えしていきます。
質問相談などありましたら気軽にth@coach-pro.com 宛てにメール下さい。

カテゴリ: 中学受験ガイド

冬期講習も終わりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

中学受験は小学生にとっては大きなチャレンジです。
そしてその経験をこれからの人生に繋げてあげられるかはお母さんの関わり方に掛かっています。

みんな絶対受かる学校を受けるのではなく、チャレンジしているのですから絶対合格とはいきません。

お母さんしては不安でしょうが、でもそんな中子どものチャレンジを認め応援する姿は素晴らしいと思います。
 お母さんとしては合格が一番気になるところだと思いますが、是非子どもの成長そしてチャレンジを良い経験としてこれからの人生に繋げてあげて欲しいと思います。


・一月中どんな声を掛けますか?
(頑張っているとき、サボっているとき、穴が見えているとき、子どもが不安になっているとき、自信をなくしているときなどなど)
・受験前日にどんな声を掛けますか?
・当日学校まで行く間試験前どう過ごしますか?
・終わった後なんて声を掛けますか? 次の日の受験にどうつなげますか?
・発表(合格だったとき、残念だつたとき)を見て何て声を掛けますか?

こうしたときにどんな声をかけてもらえるかで次の受験も中学生活にも大きな影響を及ぼします。
前もって色々考え引き出しを増やしておくことが良い声かけをしてあげる秘訣だと思います。

 私のセミナーでは(全てを練習できればそれに越したことはないのですがそうもいかないので・・・)皆さんに試験の前日にお子さんに渡す手紙を書いてもらっています。 
本当に渡すかどうかは別としても、この手紙を用意するだけでもとても効果があると私は感じています。
是非皆さんも用意してみてください。

次回は前日に渡す手紙を書くヒントになる質問を紹介します。

<合格祈願>
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今年はどんな一年にしたいですか。
残り一ヶ月子どもに何をしてあげますか。

 この一ヶ月はとてもとっても大切です。
合否だけでなく受験が成長の場となるかどうかはこの一ヶ月にかかっているといっても過言ではありません。

 最後まで頑張ったと本人が思えるかどうかでその後の中学生活が大きく変わってきます。
今までたいして頑張ってこなかった子でも最後に頑張るととても良い思いに変わるものです。
逆に今まで頑張ってきた子でもここで後悔を残すような過ごし方をしてしまうと2年間の頑張りが無駄なものとなってしまう場合もあります。

 お母さんにとっても今までの集大成といえると思います。
今まで上手に接してきたか、子どもが強い子に育ってきたか、強い信頼関係があるかが問われるかもしれません。
あなたのサポートで子どもの能力を引き出し素敵な受験にしててあげてくさいね。

 私もこのブログとセミナーを通して、少しでも受験生そしてお母さんの力になれるように頑張りますので今年も宜しくお願い致します。

何時も応援ありがとうございます。
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前回に続き後悔しない志望校選びのポイントについてお話し致します。

あなたのご家庭では実際に受験する学校は決まりましたか。
あなたのお子さんは受験する学校が明確に決まっていますか。  
第一志望ははっきりしている子でも第二第三になるとかなりの曖昧な子も多いものです。
その第一志望についても理由は曖昧だったり後付けだったりします。

ですが理由はどうあれ子どもが自分の意志で行きたい学校があることは素敵なことです。
その気持ちが勉強へのモチベーションにもなっているので大切にしてあげてください。



 塾ではどうしても偏差値重視の学校選びになりますが、偏差値よりも子どもの性格に合った学校、楽しくそして成長できる中学選びをして欲しいと思います。

さてではどうやって志望校を決めていくかですが、
後悔しない志望校選びをする順序を紹介致します。

その1 最も大切なことは前回お話ししたように、
どうやって決めたかです。子どもと良い話し合いをしながらお互い納得のいく形で受験校を決めて欲しいと思います。
 

その2 親の条件を明確にし、子どもに合った学校を予想してみる

下記のワークを是非やってみてください。
ワーク1 下記の項目についてお母さんの希望を別けてみてください。
先ずは様々な条件をお母さんが 
1.絶対に譲れないこと。 2.出来ればそうであって欲しいこと。 3.あまり拘らないこと。
に別けてみることをお勧めします。 
下記のワークで是非やってみてください。項目を増やして頂いてもOKです。
<例> 
①共学か男子校女子高か  ②付属校か ③大学受験の実績 ④受験校orそうでない学校  
⑤通学時間(  分まで)  ⑥偏差値( ~ )  ⑦塾の進め  ⑧子どもの希望 ⑨子どもの印象 
⑩親の希望  ⑪親の印象 ⑫学校見学の印象 ⑬学校の校風 ⑭伝統 
⑮宗教 ⑯綺麗さ ⑰制服 ⑱友達と一緒 ⑲グラウンドの広さ  ⑳クラブ活動 
など

親として譲れないポイントは?
出来ればそうであって欲しいことは?
あまりこだわらないところは?


ワーク2 お子さんの譲れないポイントを予想してみよう。
今度はお子さんの気持ちにを予想して上記のポイントを答えてみてください。
お子さんが譲れないポイントは?
出来ればそうであって欲しいことは?
あまりこだわらないところは?

ワーク3 お子さんにはどんな校風の学校が合っていると思いますか。

ワーク4 塾や家族、お子さんと意見が別れたときどうしますか?


先ずはこのワークをやってみてください。

次回はその3についてお話し致します。
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志望校は決まりましたか。
今日からは後悔しない志望校選びのポイントについてお話ししていこうと思います。
 
今まで頑張って来た成果により皆さんのお子さんは沢山の中学校に進学する権利を有しています。
確かに全部の中学に入れる権利ではありませんが、
既に沢山の中学に入れる権利を手にしているのです。
志望校を選びはあなたの権利です。


志望校選びで喧嘩になる家庭は多いですがとてももったいないことです。
例えば旅行に行く計画を立てるとして、
休みは一週間取れる予算は〇〇万円まだ大丈夫とします。
確かにどこにでも行けるというわけではないですがそれでも沢山の楽しいプランが考えられます。

同じ条件でも、
「この予算と日程では私の行きたいところには行けない。」
と嘆く人もいれば、
行けるところをいっぱいピックアップしどれが一番楽しいかワクワクして家族で楽しく決めていく人もいます。


もうお分かりですよね。
受験校選びはあなたが勝ちえた権利、それをどう使うかを考える楽しい作業、楽しい話し合いの場でなくてはおかしいのです。
ぜひ条件を嘆くのでなく良い話し合いをして決めてください。


よく「どっちの学校が良いですかね。」とお母さんに聞かれることがありますが、それて以上に大きな意味を持つのが子どもの納得感、どうやって決めたかなのです。

この時期、塾からは
「志望校を早く決めてください。でないと対策も立て難しい、モチベーションも上がりませんよ。」
なんて言われるケースもありますが、塾に振り回されないでくださいね。
最終的な志望校決定は1月でも間に合います。

志望校対策について以前にお話ししたように、早くから始めることは親や塾の先生が思っているほど有益ではないのです。
もちろん都立の中高一貫しか受けないとか、特殊な学校だけしか受けないと言うなら別ですが、
大抵の子は3校くらいは想定した受験になると思います。

 第一志望が明確な子はその対策と言う方がモチベーションも上がり取り組み方も真剣みが増す子も多いので有効ですが、
そうでない子に無理やり第一志望を決めてもこうした効果は生まれないのです。


お子さんはまだ小学生なので志望校選びは親のサポートが欠かせません。 
というか志望校選びは親の大切な役目だと思います。
と言っても親が勝手に決めて良いという事ではなく、良い話し合いをして親子で納得いくプラン作りが役目だという事です。

ぜひせび子どもも家族むも納得いくプランを楽しんで決めてください。
次回からは後悔しない志望校選びの方法をもう少し詳しくご説明いたします。

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この時期頑張ってるのに伸び悩んでいる子は多いです。 
当然お母さんは心配でたまらなくなります。

6年生は頑張る子が増えるし総合的な問題になっていくので、
成績が落ちていなければ 「まずまず良い状態を保っている。」
と評価して上げても良いのですが、大抵はもうひと頑張りが必要なところを志望校にしているので、成績が上がらないと焦りや不安になるものです。


 維持しているのであればまだ良いですが、頑張っているのに偏差値が落ちてくる子もいます。
これは以前にもお話ししたように、9月からは総合問題になるしテストが難しくなります。
週テストや月例テストとは別の実力が必要となってくるので、ある意味仕方のないところでもあります。 
ですが、
一時は伸び悩んだり落ちたりしてもしっかりと勉強している子はまた上がり始めるものです。 

 身長や植物も何時も同じ割合で伸びるのではなく「伸びる時期」があります。
伸びない時期に無理にペンチで引っ張ったり、 「伸びろ。伸びないと承知しないわよ。」 と言っても効果は期待できません。
それどころか時期でないときに無理やりペンチで引っ張れば成長点を破壊してしまい、中学になってから伸び悩む結果になる場合も少なくありません。
こうした無理をさせたことで中学時代を棒に振る子やトラウマを抱えたまま大人になる子、本来の姿とかけ離れた姿になってしまう子も大勢でます。


 お母さんのなんとかしてあげたい気持ちは痛いほど解りますが、 ここの対応はとてもデリケートで重要なのでぜひ上手な対応をしてあげてください。

放っておくだけで伸びれば苦労しませんが、やはり子どもが伸びるには親のサポートは重要です。
そこで推まず薦するのが環境だけ整備してあげ、日々肥料を提供しながら待つことです。


伸びようとする兆しがあるときに、環境が整備されていれば一気に開花しますがそのとき環境がなければ折角のチャンスはまた延期されてしまうのです。

 信頼関係があり、理解者味方で、強みに目を向け伸ばし活かす、脳に良い声かけを続けている、褒めている、承認しているなどなど環境を整えて上げればきっと伸びます。

 但し中学受験日までに間に合うかと言われると、「???」
なのが難しいところです。
4~5年生のころ伸びる子、6年生で伸びる子、中学に入ってから驚くほど伸びる子もいます。
環境を整備して信じて上げれば絶対にみな伸びるのですが、
「それでは受験に間に合わない。」と思うお母さんもいらっしゃると思います。
この場合どこまで無理を強いるかは言わばギャンブルです。

 かなり強引な手を使うことで伸びる場合もありますが、こうしたギャンブル的な対応は外れたときのリスクも大きくなります。
上手くいく場合もありますが本当にその芽の生長点を破壊してしまうこともあります。


私も家庭教師先の親から、
「必ずやらせますから合格できる量の勉強を指示してください。」
と言われることもありますがこれはギャンブルとしか言いようがなく、駄目というわけではありませんが危険性を話し合った上で実施するようにしています。

こ うしたギャンブル的な方法を私は劇薬と呼んでいます。
劇薬には副作用が付き物で副作用の軽いものから強いものまで(ときには死にいたるものまで)色々あります。
あなたが思う劇薬にはどんなものがありますか。
次回は色々な劇薬と使い方についてお話しいたします。

次回も読んでみたいと思った時はぜひ 
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