中学受験サポート

2019年07月16日

脳に良い声かけ4

脳科学からみた子どもを伸ばす方法の続きです。

その4 脳は騙されやすいし騙しやすい。
皆さんも目の錯覚とかトリックアートを見たことがあると思います。
私はこの類のものが大好きでよく見ます。 
トリックアートを見るとほとんど全ての人がそう見えてしまいます。
我々は脳が考えて物を見たり行動したりしていると錯覚していますが、
実は意識的に処理していることは極僅かでほとんどのことは無意識のうちに行っています。 
こうして目からの情報を処理することも、心臓を動かすのもスピード調節も、血液を作ることも、消化も意識的に行っているわけではありませんが自然と完璧にこなしています。 
疲れると甘いものを欲するのと同様、美味しいものを食べるとまた食べたくなるのも行動命令も自然の処理の一つなのかもしれません。


 実は脳はこうして自然のうちに処理していることがほとんどのわけですから、騙されやすいし、騙しやすいのです。
ですから上手に騙し潜在意識を味方につけてあげることが脳を使いこなす秘訣でもあります。

脳を騙すテクニック 
1成功イメージを湧かせる。
 今では当たり前になりましたがスポーツ選手はよくイメージトレーニングをします。
人間の体はイメージに大きく左右されます。
例えば、バスケットボールでシュートをするとき、腕を何度に曲げて、どことごとの筋肉を何%動かして・・・。
なんていう人はいません。
ボールがゴールに入るイメージをして投げると自然と適切な筋肉を適切に使い投げられるわけです。
これを機械で行うとそれはそれは大変な量の計算が必要になるそうです。
イメージには勝手に脳も体も反応します。
野球で監督に「エラーしたら交代させるぞ。」と言われれば
ミスしちゃいけない。と思えば逆にミスするイメージが頭に浮かぶのでミスする確率は増えます。
これは計算問題でも同じで、
「ミスしないように気を付けてやりなさい。」
と口を酸っぱくして言えば言うほど減らないものです。
脳を使いこなすテクニック1は成功イメージが湧くような言葉がけをすることです。
ですが同じ言葉でも相手のとり方によって成功イメージが湧く人もいれば不のイメージが湧く人もいるので相手に合わせた言い方をしてくださいね。
「絶対大丈夫。」と心から伝えても、「そんなことないもん…」となってしまう人もいれば、「そうだよねお母さん」とポジティブに受け取ってくれる子もいます。
このへんが難しいところですね。
でも自分本位にならずに、ちゃんとこどもの表情を見ているとどちらに受け取ったかはすぐに区別がつくものです。

2.ポジティブな言葉を使う
言霊という言葉があるように、普段使っている言葉は脳に大きく影響します。
本心でなくても「私なんかダメだ。」と言っていればダメになっていきます。
本心で言っている場合は尚更です。
根拠がなくても「絶対合格いる。」と言っている人の方が合格率は高くなります。

「うちの子は算数が苦手で…」 「スピードがおそくて遅くて…。」
とお母さんが言っていれば大抵はそうなっていきますので、今日からでも良いので、脳に悪い言葉は使わないことをお勧めします。

ということで脳は騙されやすいし騙しやすいので、是非脳に良い言葉がけをしてあげてくださいね。 子どもだけでなく自分の脳も騙してあげてくださいね。


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coach2019 at 00:42|PermalinkComments(0)

2019年07月12日

脳によい声かけ3

前回に引き続き本能的な脳から行動命令を出す方法のお話しです。

その3 行動における慣性の法則を利用する
慣性の法則とは、
他から力が加わらない限り止まっているものは止まり続け、動いているものは動き続けるという法則です。
みなさんも中学生のころ理科で習ったことと思います。
脳でも同じことが起こります。

勉強も同じで、始めるのは大変でも一度初めてしまえばわりとスムーズに続けられます。
始める最初はパワーが要りそのパワーを億劫がってしまう子も多いです。
こうした子は叱るのではなく、最初だけ手伝ってでも動かして上げると良いです。

家庭教師をしていると、子どもが
「頭痛いんだ…。」とか「今日は疲れていて…。」
と言うことがあります。 そんな時は
「そっか頭痛いんだ…。」とリフレインした後
「じゃあ出来るところまでやろう。」
と言ってさっさとはじめてしまいます。
初めてしまえばなんとかなるものです。
もちろん本当に無理そうな場合もありますけど・・・

そして終わった後に、
「頭が痛い割にはよく頑張ったよね。立派立派」
と嫌味ではなく褒めます。 
「この程度の頭の痛さならなんとかなるし、駄々こねても授業は止めてくれない。」

と感じると少しくらい頭が痛くても「頭が少し痛いけど大丈夫。」と自分で言える子になっていきます。
ここで「頭が痛いたなんて駄々こねてたけど、ちゃんとできるじゃない。」
などと言えば折角の子どもの頑張りは全て台無しになってしまうし、今度は「頭が痛い」と言ったのにちゃんとやったら、
「嘘つきと思われ損。」という感覚に脳がなってしまうので避けてださいね。


慣性の法則は習慣化(当たり前)させてしまえばさらに効果的です。
歯磨きでも挨拶でも、一度習慣化されると放っておいても脳からやりなさいと命令がでるので、やらないと逆に気持ちが悪かったりします。
勉強も同じで、宿題をやるのが当たり前となっている子は必ず脳からも命令がでます。

80点を取るのが当たり前と思っている子は80点を取れるだけの勉強を脳が勝手に行動命令を出してくれます。
逆に40点を取るのが当たり前の子は頑張ろうとしても「もういつもと同じくらいは取れるから止めなさい。」とストップしてしまいます。

こうした悪い習慣化も直ぐに癖になりますので気お付けてくださいね。

他にも
「直ぐに答えを見る。」
「直ぐに諦める。」
なども習慣化しやすいので気を付けて上げて欲しいと思います。
だからと言って
「ほら、また直ぐ答えを見ようとする。」
などと下手に叱ったりすると尚更習慣化を早めるので絶対止めてくださいね。

次回はその4 をお話しします。 
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coach2019 at 03:02|PermalinkComments(0)

2019年07月08日

脳に良い声かけ2

前回の脳によい声かけの話しは如何でしたか。
前頭葉につまり理屈で正当性を訴えても効果は薄い話は理解して頂けたかと思います。
ではどうすればよいか。

その1 危機感を煽る。
明日までにやらないと殺される。 となれば誰でもやるものです。
殺されるは現実的ではないので、
・嫌というほど叱られる ・ご飯を食べさせてもらえない ・お小遣いが無くなる 
・遊ばしてもらえなくる ・殴られる など
塾でいえば、
・こっぴどく怒られる ・帰してもらえない ・クラス落ちする など
こうした本当にやらないと「やばい」と感じたとき人は行動命令が自然と出ます。
これはこれで一つの方法ではありますが、子どもの場合親や塾からこうしたことをいわれ続けるとだんだん慣れてしまい「やばい」と感じなくなってしまいます。
またこうした仕方なくやる状態では、ぎりぎり最低限のことしかしなくなっていくのが普通です。 
つまり殺されない程度、こっぴどく叱られない程度の勉強が身についていきます。

ノルマを課す、脅すというのは即効性があり一つの有効な方法ではありますが、
この方法で相手の能力を最大限に発揮させるのは出来ないので時と場合を考えて使ってくださいね。 
この方法を多用するなら、子どもが最低限のことしかしなくなることを覚悟してくださいね、最大限の力を発揮しないことにイラついたりしないでくださいね。

その2 良い思いをする
レストランに行ってとてもおいしい思いをすればまた行きたくなるし、不味ければ行きたい気持ちは起きません。 
これは誰だも同じです。

脳は複雑ですが意外と単純でもあります。
つまり脳を気持ちよくさせてあげればよいわけです。
・テストで良い点が取れた。
・褒められた。
・友達から認められた。
・お母さんが喜んでくれた。
などなど

嬉しい思いをすればまたやりたくなります。
そして嬉しい思いから自主性をもって頑張った場合、信じられないほどの能力を発揮することもしばしばです。
子どもは大人以上に「その1で頑張る場合」「その2で頑張る場合」ではその差は大きいです。
如何に脳が「嬉しい、気持ちいい」と思う状態を作って上げるかは中学受験サポートの大切なポイントです。

 出来る子たちは親が無理に準備しなくても褒められる回数や良い思いをする回数が多いものです。 
逆にあまり出来ない子は叱られる回数、嫌な思いをする回数が多いのでやる気も起きなくなっていくのは当たり前でなのです。

ですから尚更お母さんのサポート力が必要になってくるわけです。
ただでさえ嫌なことが多い子に追い打ちをかけるように嫌なことを押し付けたり、
脳が行動命令が出ない状態なのにそれを詰れば悪循環するのは明らかです。
本能的脳から行動命令が出るように良い思いをさせてあげてくださいね。

次回はその3 その4 をお話しします。 
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coach2019 at 16:48|PermalinkComments(0)

2019年07月04日

脳によい声かけ

本日の質問
以前のセミナーで脳に良い声かけの方法についてお話しされていましたが、脳に良い声かけのポイントを教えてください。」

近年、脳のメカニズムがだいぶ解明されてきました。 
脳のメカニズムを知り脳の活性方や騙し方を掴めば子どものやる気も脳力もさらに引き出せるようになると思います。

受験サポートにおいては大切な要素だと私は考えています。

パート1 行動を起こす脳のメカニズム
 私は脳科学の専門家ではないので、私がとても印象に残っているある脳科学者の話を紹介したいと思います。
本当はじっくり紹介したいのですが、あまりに長くそして複雑にななってしまうので要点のみを伝えしますね。

 人間は行動を起こすとき、前頭葉(理性を司る脳)で色々考えて行動命令を出しているように感じていますが、
実は行動命令は前頭葉からは出ないことが実験でわかったそうです。 
行動命令はもっと本能的な脳から出ていて、前頭葉にはそれを止める働きがあるそうです。
もちろ理性で考えて行動命令がでることもありますが…。

つまり頭にきて「人を殴りたい、暴言を吐きたい。」と本能が思うとその命令が手や口に伝わり、前頭葉では「そんなことをすれば捕まってしまう、余計苦労する、やってはいけない。」と感じると殴りたい気持ちを止める働きがあるそうです。 
逆にいえば前頭葉でどんなに
「しなきゃいけない。」
と思っても本能的脳から行動命令がでないと出来ないそうなのです。
私はこの話を聞いて「なるほど」とみょうに納得してしまいました。

 私は学生時代切羽詰まらないと勉強が出来ませんでした。 
3日前からやっていれば(それでも遅いですが)楽なのに…。
と毎回思っても結局は徹夜で一夜漬けして帳尻を合わせるという感じです。

その状況は今も進歩がなく、セミナー前など朝の4時ごろやっと資料が出来上がるといった状況です。 
本当にもっと前からやっていれば楽なのに…と思うのですが・・・。

では前日しかできないかというとそうでもありません。
連続でセミナーが立て混んでいるときなどは、前の日だけでは絶対に間に合わないのを知っているので、流石にもう少し前から初めています。
つまり参加者に失礼がないように(私の価値観)、ぎりぎりの線ではちゃんと脳から「やりなさい。」という命令が出るのです。

 この話から私は何を思ったかと言うと、
「なるほど、相手の行動を促すのであれば、前頭葉に言っても無駄なんだ。」

どんなに前頭葉に
「今やらないと夜寝れないでしょ早く始めなさい。」
「ちゃんと勉強しておかないと今度のテストで後悔するわよ。」
と言っても無駄だと言うことです。

前頭葉では「やらなきゃいけない。」
と感じているのに、やれないとき人はとても大きなストレスを感じます。
人によっては精神疾患に陥ったりします。
 近年社会人でも精神疾患を患う方は多いですが、
「会社に行かなきゃいけない、でも足が出ない、電車に乗ると気持ち悪くなってしまう。」
みなたな状況もきっと、前頭葉ではしなきゃいけないと感じているのに本能的脳からは行動命令がでない、もっと酷いと会社に行くのは危険止めなさいという命令が出てしまう状況なのだと思います。
そうなると自己嫌悪、自信喪失や余計に動けないようになっていくようです。

 子どもの場合はそれが大人以上に顕著です。
やらなきゃいけない。だけど行動命令が出ない。
というとき子どもは自己嫌悪になっていくか、または「なんで勉強なんかしなきゃいけないの」と開き直るかのどちらかになっていきます。
この開き直りは子どもが自分の精神を守るための一つの方法なのだと思います。
自己嫌悪になっていくよりはよっぽど対処が楽なのですが、お母さんはこうした開き直る態度には尚更頭にくるようです。


ということで相手の行動を促すには、
前頭葉に訴えかけるのではなく、もっと本能的な脳から行動命令が出るようなサポートが効果的なのです。
「具体的にはどうしたらいいの???」
については次回お話ししてみようと思います。

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2019年07月02日

家庭教師のやり難い家庭

本日の質問
「家庭教師の先生から見て、やりやすい家庭、逆にやり難い家庭はどんなご家庭か教えてください。」

家庭教師のやりやすい家庭、やり難い家庭は確かにあります。
私の主観ですが参考までにお話ししてみます。

 <やり難いご家庭(親)>
中学受験と子どもの現実を見ようとしない親。

「模試の成績は本当の実力じゃないですから・・・。本当はもっと出来る子なんです。」
など、未来に期待を持つことは大いに結構ですが、今の現実は現在地として受け入れて頂かなければ今後の計画も立てられません。
逆に点数が取れていなくてもちゃんと理解し実力がついている子もいます。
どこかえ向かうとき皆さんもまず初めに現在地点を確認しますよね。
どこかえ向かうとき現在地点の確認は大切です。先ずは怖がらず確認すれば、こからどう進むべきかも見えてきます。


無理難題を言ってくる親
「半年で15偏差値を上げてください。」
「絶対慶応に入れてください。」
中には「そのために雇ったんだから出来ないのなら辞めてくれ。」みたいに言ってくる親もいます。センター派遣の場合はよくあるケースです。
 「絶対入れてくれ」と言ってくる時点で相当ヤバイ家庭だなと検討が付きます。
こうした家庭の場合ほとんどは子どもにも強烈なプレッシャーをかけ既に潰している場合が多いです。

 「半年で15偏差値を・・・」という未来の言い方も期待を持つことも悪くないとは思います。ですが効率的な勉強とやる気をアップさせしっかり指導することで届く目標なら良いけど、無理とは言わなまでも死ぬほど頑張らせないと届かないと思う場合は困ります。


死ぬほど頑張らせることを先生に要求する親も多いのですが、これはかなりのリスクを覚悟する必要があります。 
もし途中で子どもが付いてこれなくてったり切れてしまった場合そのり反動はとてつもなく大きいです。 

但しスペックが整っているであれば偏差値15伸ばすことも無理なく可能なので一概には言えませんが…。
 人は100m競争のような全速力で長距離を走ることは出来ません。 
無理な勉強でも一日二日は持ちますが、1ヶ月間は持ちません。そのことを理解していない親は多いと思います。

中にはそのスピード(勉強量と質)に慣れ無理なく一ヶ月でも二ヶ月でも走れるように成長する場合もありますが割合的に言えば1~2割りといったところだと思います。
 プロの家庭教師は子どもが達成できるでだろうぎりぎりのところを見極めながら指導をしています。 
これが今のこの子にとってぎりぎりだろうと思える範囲を超えて押し付けることはギャンブルとしか言いようがありません。

因みに賭け金は受験の合否ではなく、子どもの将来です。「勉強嫌い、劣等感、親子の信頼関係の崩壊」に繋がります。
私の場合親にギャンブルであることを伝えたうえで、それでもお願いしますという場合だけ子どもの可能性を信じてトライすることにしています。

 お母さんが約束を守ってくれない親も困ります。
私は関わらないと言うのならそれで構わないのですが、模試の申し込みをしておきます。学園祭を見学してきます。説明会に行ってきます。
しっかり宿題をさせておきます。
といっておきながらやらないお母さんもいます。この場合子どもの前で約束していることも多いので困ってしまいます。

 お母さんとお父さん、子どもの意見が全く違う場合も困ります。
お母さんとお父さんの行かせたい学校が違っていて、もめているご家庭もあります。
どちらが正しいという問題ではないし…。
アドバイスくらいは出来ますが子どもの学校を私が決めるわけにも行きません。

また子どもの行きたい学校を親が反対していてるケースもあります。
なるべくなら親子で話し合って早めに方向性を決めて頂きたいと思います。

 親がいつも不安がっている家庭も困ります。
受験生の親であれば不安なのはみな共通です。でもいつも不安がっていると子どもにも悪影響を及ぼすし、私もまともな話し合いができなくなってしまいます。

<やり易いご家庭>
何と言ってもちゃんと話し合いができる家庭が一番です。
中学受験と子どもの現実を認識している家庭、
母親の役目をしっかり果たしてくれる家庭、
家族関係が上手くいっている家庭
子どもを尊重しているご家庭
だとやり易いですね。

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coach2019 at 00:45|PermalinkComments(0)

2019年06月26日

家庭教師を上手に利用する

本日の質問
家庭教師を上手に利用するにはどうすればよいでしょうか。

家庭教師を上手に利用するためには、子どもと先生だけでなく、お母さんと先生の間でも良いコミュニケーションが取れる関係を作っていくことが大切だと思います。

<始めるにあたって>
まずは今後の方針についてよく話し合いましょう。
ここではお母さんのコミュニケーション能力が大事になります。
こちらの希望をしっかり伝えつつ、先生を信頼していますということも伝えることで
良いスタートが切れます。
始めに
「お任せします。」
とだけ言って、後から色々な要望を言ってくる方もいらっしゃいます。
「まずはやってもらってそして気づいたところを・・・。」
という気持ちも分かりますが、途中でころころ教え方を変えたり対応を変えていくと子どもとの関係が上手く行かなくなる場合もあるので出来れば最初にしっかり伝える方がよいでしょう。

<お子さんに>
お母さんが『信頼できる先生』という姿勢を見せることで子どもとの信頼関係も作りやすくなります。小学生の場合「この先生に習えば大丈夫」「先生は自分の味方で理解者、本音をいっても受け止めてくれる。」という信頼関係があると子どもはぐっと伸びます。
お母さんが信頼していなかったり。心配そうに「どお~大丈夫、やっていけそう」みたいに不安そうなトーンで何度も聞くと子供は信頼しなくなっていきます。
お母さんの不安そうな声や表情は子供に悪いイメージを与えるので気をつけてくださいね。


<聞きたいことがある場合>

お母さんが先生に聞きたいことがある場合は遠慮せずにどんどん聞いちゃってください。
ただ子どもの前で聞いた方が良いか、子どものいない所で聞いたほうが良いかは考えて下さい。
家庭教師側としては
現実を受け止めてそして未来について明るく話せるお母さんだととてもやりやすいです。 
模試合格率30%とか出てシッョクを受けてしまうお母さんもいますがこれは確実に子どものやる気を奪います。
また「この結果はたまたまで本当はもっと出来る。」といった感じに現実を受け止めない親もいますが、
現実を受け止めていただかなければ今後のプランも立てられません。

今は今、未来は自由です。
今偏差値が40でも半年後は60になることも不可能ではないのです。お母さんが現実を受け止め明るく
現在地点を受け止め、ここからどうやって目標地点に行くかを子どものが乗り気になる物語を語ってあげるなど、
一緒に未来に目を向けてくれると良い結果に繋がります。

<先生のやり方に疑問を感じた場合>
家庭教師センターの話では、
最近は直ぐに先生を変えようとする親が増えているそうです。
何か気に食わないことや、「えっ」と思うことがあると途端に家庭教師えの不信感を募らせるお母さんが多いのだそうです。
どんな優秀な先生が指導していても
「今日はあまり効率的な授業が出来なかった。」
と反省する日もあるし、子どもの意欲が下がる時期もあります。
ですがほとんどの先生はお母さんが考えている以上に、子どもと未来を考えぬいてプランを練り指導をしていますし、
子どもに合ったよいやり方やご家族の希望があればどんどん取り入れていこうという姿勢を持っているものです。
「実行不可能な要望や、それは子どものためにならないだろう」
ということを要望するお母さんもいますけど・・・。
 疑問を感じたときや信頼が揺らぎそうなときは是非早めに話し合って下さい。
不信感が募ってからでは遅いです。 
都合が悪かったら直ぐにリセットするという姿勢は子どもにも伝染します。 
ここでもお母さんのコミュニケーション能力が大切で、
お母さんの話し方次第で先生の能力や情熱を何時も以上に引き出すことも可能です。
まずはしっかり話し合ってそれでも改善が無理そうなら先生を変えればよいと思います。

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coach2019 at 01:35|PermalinkComments(0)

2019年06月24日

習い事をやめさせるか?

今回もお母さんから寄せられた質問に私なりに答えてみようと思います。
本日質問、
日曜日は毎週野球クラブに行っています。帰ってくると疲れて勉強に身が入っていないように感じます。
友達のお母さんからも 「辞めさせなきゃ駄目よ。」と言われています。やっぱり辞めさせた方がよいでしょうか。

という質問を頂きました。
ガチガチの管理体制で受験に挑む場合は辞めさせるのが当たり前とも思いますが、
やる気や能力を引き出し、受験を通して子どもが成長するようにサポートすることを望むのであれば、
説得し無理矢理辞めさせることはお勧めしません。


無理矢理辞めさせたことでその分のエネルギーが勉強に向かいモチベーションや成績が上がった生徒を私はほとんど見たことがありません。

 こうした質問を受けたとき私は
「子どもはどうしたいと思っているのですか。」
と私はお母さんに聞きます。
お母さんが勝手に決めることではないと私は思っています。
小学生だからと言って子ども扱いせず人間として彼の意思を尊重する姿勢を見せてあげてください。
彼の意思を尊重する姿勢をみせることが成績アップにも信頼関係にも繋がります。できれば
「このままクラブをぎりぎりまでやりながら合格できたらカッコいいね。」
みたいに子どもが「カッコいい」と思える物語を準備してあげると尚良いと思います。
 もちろん習い事と塾の曜日が重なってどちらか一方を選択しなくてはいけない場合もありますが、そのときにも「仕方ないでしょ」みたいなことを親が先に言って決めてしまうのではなく、子どもの意思を尊重する姿勢を見せてあげて欲しいと思います。
二つ両立できる場合は両立にトライさせてあげればいいし、出来ない場合は親が強制しなくても大抵子どもがきちっとした判断をします。

『今は受験』他の事は2の次3の次みたいな姿勢は子どもの成長にも成績にも悪影響をおよぼします。

 自分の意思でクラブも頑張るというのであれば信じてあげて欲しいと思います。
大丈夫です子どもはちゃんと両立させます。 
最近は減りましたが以前は2教科受験の学校も多く2教科受験に絞る家庭も多かったのですが、
2教科の子より4教科やっている子の方が国算の成績がよいのと同じでに思います。

理社は凄く時間がかかるのにホント不思議ですよね。
子どもの適応力、可能性にはいつも驚かされます。
 

受験が迫り、"今はクラブより受験"と自分自身が感じたときに、
「お母さん僕試験が終わるまでクラブ休んでもいい?」
と自分から言いますので心配せず子どもの意志を大切にしてあげてください。


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coach2019 at 11:50|PermalinkComments(0)

2019年06月19日

良い家庭教師の見つけ方

前回に続いて家庭教師の関しての質問にお答えしようと思います。
本日の質問

「家庭教師を探しているのですが、なかなか見つかりません、家庭教師のトライなど、センターに依頼しようか迷っています。」


という質問をいくつか頂きました。
4~5年生であれば夏休みを無駄にしないためにも、そして夏期講習を有意義なものにするためにもこの時期に一度家庭教師を付けるのは有効に思います。
6年生の場合は夏期講習中は暇がないかもしれませんが、9月以降は自分に合った勉強をした方が効率的だし塾ではなかなかしてくれないので、家庭教師の方が時間が節約でき効果も大きい子も多いです。

嫌がる子どもに無理矢理付けることは賛成しませんが、子どもが望むのであれば付けてあげるのは良いことだと思います。
でも経済的に無理してまで子どもに最高の環境を整える必要は私は感じません。

「子どものために最高のことをして上げなれければいけない。」
という脅迫観念にも似た気持ちを持たれているお母さんもいますが、出来る範囲でサポートしてあげることが大切だと思うのです。


お金をかけないサポートも、時間が無い中でのサポート方法もいくらでもあります。
何度もお話してきたように子どもは心で決まります。そして心のサポートはお母さんが一番です。

家庭教師は見つけるだけでなく、どう利用するかがとても大切です。
利用法を間違えると高いお金を捨てることになります。
家庭教師の上手な利用法に関しましては先日も少しお話しましたが、機会があればもっと詳しくお伝えしたいと思っています。

前置き長くなってしまいましたね、本題の
『どうやって探すか』
ということですが、これがなかなか大変なようです。

<知り合いに頼む>
 個人で頼む場合、バイト感覚の学生講師を見つけることは容易いのですがプロ講師の知り合いを探すのはけっこう難しいようです。 中学になってからの勉強であれば学生でも充分可能なので、子どもとの相性が良さそうで人間的にも魅力のある学生を探すのも良いと思いますが、中学受験では経験のない家庭教師では難しいものがあります。
 
<家庭教師センターを使う>
 最も簡単な探し方はセンターに依頼するという方法です。
センターを通す場合のメリットは、講師を選べることです。
ですから、
「こういう講師をお願いします。」
と希望をしっかりと伝えてください。早い時期なら沢山の講師の中から選べるので良い先生にあたる確率も高くなります。
講師との面接のときも希望通りか、任せられるかをしっかり判断して下さい。
ただセンターを通す場合一番のネックはお金が高くなることです。倍額になることも珍しくありません。

 センターによっても様々で信頼でき良心的なところもあれば、営業優先で生徒の気持ちにあまり感心をはらわないところもあります。
料金も一時間3000円~15000円と学生からプロ講師まで様々です。でも家庭教師は学生でも一流の子もいますし、プロと名乗る人でもたいしたことない人も結構いるので見極めが必要です。 見極め方について詳しく知りたい方は私に直接メールして下さい。

<個別指導の塾を利用する>
 最近は個別指導をする塾も増えました。SAPIXや日能研、早稲アカも独自で個別指導する塾を開講しています。
大手塾の傘下ではなくスクールIEや個別対応を専門の塾もあります。

メリットとしては、
・傘下の個別塾はその塾のフォローとして使うには一番詳しいので向いている。解き方も同じ方法で教えている場合が多いです。
・家庭教師にくらべ料金が安い。
・自宅に来てもらう煩わしさがない。
などがあります。
反対にデメリットとしては、
・学生の先生が多い、本当の一流の家庭教師と比べると技術的には劣ることが多い。(この辺は値段との兼ね合いもあるので仕方ないと思いますが…)
・先生がころころ変わってしまうことがある。
・相談に乗ってくれたり方針を組むのは塾長が主で、担当の先生に親との対応まで任せている塾は少ない。
・傘下の個別塾は関わりが深いので本音より塾サイドの都合による話になりがち。セカンドオピニオンにはならない。
などがあるかなと思います。
ただ子どもと先生の相性が合えば安いしお得だと思いますし、過去問の直しなどを見てもらうだけと割り切れば十分使えると思います。

<インターネットで探す>
 インターネットで探す方法もあります。
最近はブログやホームページを持っているプロ講師も多いのでコンタクトをとってみるのも良いかもしれません。

<私への依頼>
現在少しだけ空きがあります。(1~2名くらい)
近年はず~と付けるということではなく短期の家庭教師もお引き受けしています。(受験終了までに延長を望む家庭が多いですが)
私(花岡)が2~3ヶ月間の家庭教師をし、
・その子に合った効率的な勉強方法
・私がいなくても効果的な勉強ができるようにする。(家庭教師に頼りっきりにならないよう配慮します)
・成績とスペックアップ
・塾の上手な使い方
・苦手意識の解消、苦手分野の克服
・子どもの現状を正確らお母さんに伝えし、今後の有効なサポート法についての相談対応。
などをお手伝いいたします。
短期なので、「ず~と家庭教師を付けるのはちょっと…」という方にも安心してご利用頂けると思います。
曜日と人数(最大でも2名)に限りがありますのでご了承ください。
お問い合わせ、お申し込みは花岡まで。詳しい話が聞きたい・相談したいという方も気軽に連絡ください。
メールアドレスはTH@coach-pro.com です。

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coach2019 at 09:23|PermalinkComments(0)

2019年06月14日

家庭教師の使い方

家庭教師についての質問がいくつか来ていますのでお答えしようと思います。
本日の質問
家庭教師に来て頂いているのですが、このまま任せ良いのかちよっと不安になっています。
良い家庭教師の見分け方などありましたら教えてください。


まず大切なのは子どもとの相性とご家庭の方針に合うかをしっかり確認することです。
家族の方針や勉強方法を良く話し合われることをお勧めします。

「こんな感じにやっていただけたらと思うのですがどうでしょうか」と投げかけてみるとよいと思います。後のコミュニケーションが取り易くなります。
しっかりした先生なら必ず親身に答えてくれます。
そしてそのコミュニケーションの中に人間性も出ますので相性も見極めやすくなります。

極稀にプライドを傷つけられた顔で、
「私に任せる気はないのですか・・・」などと言ったり態度をする先生もいるようですがこれは論外です。
小学生を教える場合は教え方が上手いだけでは通用しません。(10年前はそれでも通用しましたけど…)


 中には自分の方針を一方的に話す先生もいます。 
自分の方針を話す先生が悪いといっているのではありませんが、
こうした先生に任せる場合は、子どもとの相性が絶対条件になります。

お母さんが「何か力強い、子どもも引っ張っていってくれそう。」などと安易にペースに飲み込まれると危険です。 
自分の方針を力強く話す先生に対しては萎縮すねのではなく、

「私のやり方とあなたのお子さんの相性、ご家族の方針は合ってますか?」
とお母さんに確認のために話してくれていると思えばよいと思います。


 ベテランの家庭教師は大抵親との話にも慣れてるのでそつなくこなします。
ですが親の印象だけ良くて子どもにはかなり酷い教え方をしている先生もいます。


逆に新人の先生は親との話し合い慣れていないので、
「自信がなさそう、頼りない。」
と写る場合も多いものです。
ですが一生懸命で教えるのも上手な先生もいます。

 料金が高ければよい先生とも言えません。
やる気のあまり感じられないベテランのおじさんより、経験はなくても一生懸命な先生の方が子どもを伸ばすことも多いものです。


若い先生の方が好きな子も多いし・・・。
 先生の知識といった部分はほとんど心配する必要はないと思います。

学歴は特にあてになりません。東大出身だからといって教え方が上手いかというと????
中学受験は高校受験や大学受験とは違うので、知識を教えるだけの先生では子どもの実力をま伸ばすのし難しです。
中学受験指導では、小学生特有の脳や感情を理解し心をサポートできる先生でないと難しいのです。
既に優秀な生徒なら東大生でも問題ないかもしれませんが、成績が伸び悩んでいる受験生の場合は学生やトップ校の指導を売りにしている先生だと噛み合わない場合もあります。(もちろん優秀な先生の場合はどちなにも合わせられるので問題ありませんが…)


合格実績もあまりあてになりません。
受験の傾向と対策などは10年分の過去問が手に入るのでよっぽど無能な先生でなければ立てられます。

 履歴書や経験で選ぶより、実際に話してみてよい所と、心配なところを両方しっかり確認して選ばれることをお勧めします。

あっ、でも自分の好みじゃなく、ちゃんと子どもとの相性や家庭との方針で選んで下さいね。

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2019年06月11日

定着率を上げる

中学受験では知識を入れるだけでなくスペックを上げる意識も大切です。

この中でも定着率は最初の鍵に思います。低い子は勝負になりません。
例え40時間勉強したとしても一週間後一ヵ月後にその内容の10%しか頭に残っていない(出来ない)のであれば実力が伸びないのは明らかです。

同じ量の勉強をやったとしても後に残る量は子どもによって大きな違いがあるのです。 
一度やった問題が一週間後一ヶ月後にどのくらいできるかを定着率と呼んでいます。 
この定着率が低い子はどんなに勉強しても実力は付きません。

週テストや月例テストなど一夜漬けでも結果のでるテストでは定着率や応用力に関係なく成績が取れたりするのが怖いところで、
そうした勉強が身に付いてしまうと総合問題になると苦しくなります。

そしてこの定着率は子どもの中で安定してしまうとのが怖いところです。
やった量の10%しか頭に残らない子はそれが当たり前となるし、
90%出来るようにする子はそれが当たり前となるのです。

お母さんも塾でも勉強量を増やすことを一番に考える方が多いのですが、これは危険な行為でもあります。
定着率の低い子に勉強量を増やすとどうなるでしょう。
大抵は消化不良をおこし勉強量を増やせば増やすほど定着率は下がっていきます。
当然体にも無理がかかり勉強するのも嫌になります。

つまり定着率の低い子に勉強量を増やすのは逆効果、どんどん実力の付かない脳の構造になってしまうのです。
実力を付けるためには勉強量を増やす前に先ずは定着率を上げることが肝心です。


これは定着率だけでなく、スピードや応用力にも言えます。
嫌がっている子に長時間勉強を強いるとダラダラやるのは自然の理です。
ますます遅い子になります。

勉強量(問題数)を増やせば一問をじっくり考えることはしなくなるし、
教えてくれるのを待つ子、覚える勉強をする子になり応用力は下がります。
かと言って勉強時間を長くして
「じっくり考えなさい。」
と行ったところでわからない問題をじっくり考えることで応用力が養われる子はほとんどいません。
嫌いな教科で応用力を伸ばそうとしたり考える力を付けさせようとするのは無理は非効率的です。


スピードを早くする方法や応用力をつける方法は後日お話しすることにして、定着率の話しに戻します。
定着率をあげるには、始めのうちは少ない量でも良いので、
「やったものは全部出来る。」
という状態をつくること良いです。
 ですがこれはなかなか難しい作業でもあります。
塾では子どもの定着率などお構い無しに次から次へと大量のことを要求してきますし、お母さんも勉強量でカバーさせようとすることが多いのです。
このため塾に行っていても定着率の悪い子は実力が全然付かないばかりか、行けば行くほどバカになる(考えなくなる、教えてもらうのを待つ子、今日習ったことしかできない、)ということが実際に起こります。
実際こうした負の連鎖に飲み込まれてザルで水を汲むような勉強をず~と頑張り続ける子も多いので、もし現在お子さんの定着率が低いと思う場合はまずは定着率を上げることを第一に考えてください。
そしてそれは塾ではしてくれないので、お母さんの力でなんとかして上げて欲しいと思います。

復習に重点を置いて何度もやり直す勉強をさせれば・・・。
と思われる方も多いと思います。
現在定着率の低い子はこうしたことからやらせるのは良いと思います。
多分偏差値50以下のところを受験するのであればこの勉強方法で問題は無いのです。
ですが、

ある程度の点数が取れている子、そして上位校を受ける場合はこの勉強方法では実力が伸びなくなります。

 私の元教え子にも、一度やった問題を何度も何度もやり直してくれる子、それに多大な時間をかけてくれるとてもまじめな子が何人もいました。
ですがこのパターンにはまると不思議なほど応用力が低下します。
中学受験の上位校の場合"応用力が勝負"という問題構成になっているので何度も何度も復習して定着させるという勉強では合格は難しいのです。

トップ校を受ける子たちはの定着率はとても高いです。ほぼ100%と言っていいと思います。
ですが何度もやり直しなどはしていません。
この子たちに聞くと
「一回やった問題なんて出来るに決まっているじゃない。」
と簡単に言うし、だから
「2回3回と同じ問題を全部やり直すなんて時間の無駄。」
と言います。

この子たちと定着率の低い子では何が違うのでしょう。
頭の出来?
確かにそれもないとは言いませんが、沢山の子を教えてきた経験から言うと
「頭の良さは大きな要素ではないようです。」
では何が違うのか?
ぜひ考えてみてください。

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coach2019 at 01:51|PermalinkComments(0)