2025年01月29日
成功の反対は失敗ではなくなにもしないこと
不合格だった場合上手な声かけどころか、お母さんの方が落ち込んでしまい感情的なことしか言えなくなってしまうケースも多いです。これは子どもへ悪影響になり兼ねません。
あなたはどんな言葉をかけてあげますか?
合格発表を見た後の接し方声のかけ方はお子さんの性格や今までの関わり方によっても違ってくるので絶対の正解はありません。
子どもの性格も事情も一番知っているのお母さんだと思うので、お母さん自身が考えるのが一番だと思います。
そこで今日は我が子にあった声かけを考えるためにお母さんにいくつか質問してみたいと思います。
・お母さんは受験をさせてよかったと思うことはどこですか。5つ聞かせてください。
・お母さんが受験をしなければよかつたと思うことを聞かせて下さい。
・子どもはこの一年をどんなふうに感じていると思いますか。
・お子さんにどんな人間に育って欲しいですか。
・受験が全部終わったら子どもになんて言ってあげたいですか。
是非考えてみてください。
最近はインターネット発表を行う学校が増ました。以前は子どもが他校を受験している間にお母さんが発表を見に行く事が多かったので帰ってくるまでに冷静になる時間や言葉を考える時間が取れましたがインターネット発表では子どもと一緒にみる場合も多く、事前に考えておく必要性が高くなったと感じます。
合格していた場合は良いですが番号がなかった場合にどんな声かけをするかによって次の日の受験にも影響してしまいます。
明日元気に受験に臨めるように意識して接してあげたいものです。
叱って発奮する子もいるでしょう。
前向きなお母さんを見て頑張る子もいるでしょう。
放っておいても大丈夫な子もいるでしょう。
子どもの性格や家族の状態によって違うと思いますが、
喝を入れるにしても、慰めるにしても、ぐだぐだ長く話すことと、過去の反省を促す話をすることは止めた方が良いようです。
「あんなに頑張ってきたのにね」
みたいな言葉は悲しみを深めることが多いので推薦しません。
「明日頑張ればいいじゃない」
みたいな「こうすればいいじゃない。」という言い方は自分を理解してくれてないように感じる子が多いのでこちらもあまり推薦できません。
結果が悪かったときはあまりしゃべりたがらない子も多いので、その場合は無理に会話をしようとせず、
「明日に向けて勉強しよう。」
と勉強させてしまうのも一つの手だと思います。
勉強させることで一旦落ち込みから目を逸らすと、元気になる場合も多いものです。
この場合叱りながらではなく明るくはっきりとリードしてあげると良いです。難しい問題は避け自信を付けさせてあげるような勉強がよいかと思います。
我々コーチは
「成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと。」
という言葉をよく使います。
何もしなければ失敗もしないかわりに絶対に成功もしません。
失敗は成功の母です。 失敗は総て経験として次えの成功の糧となります。
受験に立ち向かい、実際にこの何年かを頑張り抜いただけでも素晴らしいことだと私は思います。
受験しない子の何倍も何十倍も勉強してきたし、嫌な思いも乗り越えてたきただろうしたくさんの経験もしてきたと思います。
皆が勝者だと思います。
総ての経験が子どもにとってプラスとなるように我々大人がしっかりサポートしてあげたいと私は思います。
そして子どもだけでなく総てのお母さんにも受験してよかった。チャレンジしてよかった。
と思ってくださることを願ってやみません。
<合格祈願>
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