中学受験ガイド2024

中学受験ではお母さんの関わり方次第で子どものやる気も成績もまだまだ伸ばすことが可能です。このブログではお母さんの力で成績を上げる方法、子どものやる気や能力を引き出す方法そして中学受験をサポートしていくうえでのコツと注意点を毎回お伝えしていきます。
質問相談などありましたら気軽にth@coach-pro.com 宛てにメール下さい。

2024年05月

 前回は子どもせいにしたり子どもにやらせることばかり考えるのでは、子どもの成績は伸ばせない。
という少しお母さんには厳しいお話しをしましたが如何でしたでしょうか。
お子さんのために『自分に出来ること』に目を向け努力する覚悟はお持ちでしょうか。

以前に、中学受験で上手にお子さんを伸ばすお母さんは2割程度、5割は足を引っ張ろというお話しをしましたが覚えていますか。
何故期待も愛情もとても強いのにこのような結果になってしまうかと言うと、
それは中学受験生に必要なサポートがお母さんの本能と相反する場合が多いからに思います。
本能のままに接すると大抵足を引っ張る結果といなってしまうのが難しいところなのです。

 苦手なところを見つけ何とかしてあげたくなるのは当たり前ですし
ケアレスミスがとてももったいなく感じ、少しでも減らすよう言いたくなるのも当たり前です。
ですがそれを指摘しても大抵は改善しないのです。


自分が効果があった勉強方法や解き方、ノートの取り方やまとめ方を子どもにやらせたくなるお母さんも多い(新米家庭教師にも多い)ですが、これもあまり推薦しません。

成績や勉強効率が上がるかは勉強方法やノートの取り方などはあまり重要ではないのです。
ほとんどは『心』で決まるのです。特に小学生はその傾向が顕著です。
『自分は算数が得意、出来る』と思っている子が出来るのです。
速さも定着率も応用力も正解力も『自分はできる、出来て当たり前じゃん』と思っている子が出来るのです。


つまり中学受験で子どもを上手に伸ばすポイントは如何に心のサポートが出来るかなのです。

心で決まると言われたら尚更、何をして上げられば良いかわからない・・・。
というお母さんもいいらっしゃると思いますので、次回は心のサポートについてお話し致します。

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勉強効率とスペックについて何度か書いて来ましたが如何でしたか。
「我が子も何とか伸ばしてあげたい」
と感じているお母さんも多いことと思います。

ではどうしたら伸ばしてあげられるでしょうか。
駄目だしをしたり、叱って伸びるのなら誰も苦労はしません。
それでは反って悪化させてしまうことが多いのが中学受験の難しいところです。

ケアレスミスも、
「もっと注意してやりなさい、ミスしたらもったいないでしょ、今度は気をつけるのよ。」
みたいに注意を促す方、怒る方は多いですが、こうした対応は大抵ケアレスミスを増やしてしまいます。
お母さんとしては「私があれほど気を付けなさいと言ったのに、まったく。」
みたない気持ちになり『子どものせい』に出来てしまうのです。これは怒った場合も同じです。
怒った場合、改善しなければ相手ではなく『怒った側の責任』だと自覚する必要があります。


子どもだってた注意してないわけでもないし、間違いたくて間違っているわけではないのです。
駄目だしや怒ることは誰でも出来る本当に簡単な事です。簡単で努力が要らないぶん、結果にもつながらないのです。

お母さんの関わりで、何とかお子さんのスペックや勉強効率を上げたいと望むなら、
駄目出しや怒って、又は注意を促して子どものせいにすることは厳禁です。
子どもにやらせることばかり考えるお母さんも失敗します。

これはリーダーだったら当たり前ですよね。
良きリーダーは絶対に部下のせいにしないし、
部下にだけやらせることを考えたりせず、必ず自分に出来るこを考えているものです。

それは今まで受験を成功に導いたお母さんの共通点でもありますが、
・あなたは駄目出しや怒る簡単な方法ではなく、もっと子供が伸びる方法を探していますか?
・子どもにやらせることではなく、自分に出来ることに目を向けていますか?


次回からはお母さんに出来ることに焦点を当ててお話ししていきます。

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 前回は子どもせいにしたり子どもにやらせることばかり考えるのでは、子どもの成績は伸ばせない。
という少しお母さんには厳しいお話しをしましたが如何でしたでしょうか。
お子さんのために『自分に出来ること』に目を向け努力する覚悟はお持ちでしょうか。

以前に、中学受験で上手にお子さんを伸ばすお母さんは2割程度、5割は足を引っ張ろというお話しをしましたが覚えていますか。
何故期待も愛情もとても強いのにこのような結果になってしまうかと言うと、
それは中学受験生に必要なサポートがお母さんの本能と相反する場合が多いからに思います。
本能のままに接すると大抵足を引っ張る結果といなってしまうのが難しいところなのです。

 苦手なところを見つけ何とかしてあげたくなるのは当たり前ですし
ケアレスミスがとてももったいなく感じ、少しでも減らすよう言いたくなるのも当たり前です。
ですがそれを指摘しても大抵は改善しないのです。


自分が効果があった勉強方法や解き方、ノートの取り方やまとめ方を子どもにやらせたくなるお母さんも多い(新米家庭教師にも多い)ですが、これもあまり推薦しません。

成績や勉強効率が上がるかは勉強方法やノートの取り方などはあまり重要ではないのです。
ほとんどは『心』で決まるのです。特に小学生はその傾向が顕著です。
『自分は算数が得意、出来る』と思っている子が出来るのです。
速さも定着率も応用力も正解力も『自分はできる、出来て当たり前じゃん』と思っている子が出来るのです。


つまり中学受験で子どもを上手に伸ばすポイントは如何に心のサポートが出来るかなのです。

心で決まると言われたら尚更、何をして上げられば良いかわからない・・・。
というお母さんもいいらっしゃると思いますので、次回は心のサポートについてお話し致します。

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「前回のブログを拝見し我が子は勉強効率がとても悪いように感じました。どのように対応すれば実力アップに繋がるか教えてください。」

というメールを頂きました。

中学受験では知識だけでなくスペックを
を伸ばす意識が大切です。
特に、スピード、定着率、応用力、正解力は大切に思います。

その中でも定着率は重要で、低い子は勝負になりません。
例え40時間勉強したとしても一週間後一ヵ月後にその内容の10%しか頭に残っていない(出来ない)のであれば実力か伸びないのは明らかです。

同じ量の勉強をやったとしても後に残る量は子どもによって大きな違いがあるのです。 
一度やった問題が一週間後一ヶ月後にどのくらいできるかを『定着力』と呼んでいます。 
この定着率が低い子はどんなに勉強しても実力は付きません。


カリテストや月例テストなど一夜漬けでも結果のでるテストでは定着率や応用力に関係なく成績が取れたりするのが怖いところで、そうした勉強が身に付いてしまうと受験は苦しくなります。

そしてこの定着率は子どもの中で安定してしまうとのが怖いところです。
やった量の10%しか頭に残らない子はそれが当たり前となるし、
90%出来るようにする子はそれが当たり前となるのです。

お母さんも塾でも勉強量を増やすことを一番に考える方が多いのですが、これは危険な行為でもあります。
定着率の低い子に勉強量を増やすとどうなるでしょう。
大抵は消化不良をおこし勉強量を増やせば増やすほど定着率は下がっていきます。
当然体にも無理がかかり食べるのも(勉強するのも)嫌になります。

つまり定着率の低い子に勉強量を増やすのは逆効果、どんどん実力の付かない脳の構造になっていってしまうのです。
実力を付けるためには勉強量を増やす前に先ずは定着率をあげることが肝心です。


これは定着率だけでなく、スピードや応用力にも言えます。
嫌がっている子に長時間勉強を強いるとダラダラやるのは自然の理です。
ますます遅い子になります。

勉強量(問題数)を増やせば一問をじっくり考えることはしなくなるし、
教えてもらうのを待つ子、覚える勉強をする子になり応用力は下がります。
かといって勉強時間を長くして
「じっくり考えなさい。」
と行ったところでわからない問題をじっくり考え応用力が養われる子はほとんどいません。
スピードを早くする方法や応用力をつける方法は後日お話しすることにして、定着率の話しに戻します。

定着率をあげるには、始めのうちは少ない量でも良いので、
「やったものは全部出来る。」
という状態をつくること良いです。

 ですがこれはなかなか難しい作業でもあります。
塾では子どもの定着率などお構い無しに(出来る子に合わせて)次から次へと大量のことを要求してきますし、お母さんも勉強量でカバーさせようとすることが多いのです。
このため塾に行っていても定着率の悪い子は実力が全然付かないばかりか、行けば行くほどバカになるということが実際に起こります。
実際こうした負の連鎖に飲み込まれてザルで水を汲むような勉強をず~と頑張り続ける子も多いので、もし現在お子さんの定着率が低いと思う場合はまずは上げることを第一に考えてください。
そしてそれは塾ではしてくれないので、お母さんの力でなんとかして上げて欲しいと思います。

「復習に重点を置いてなんどもやり直す勉強させれば・・・。」
と思われる方も多いと思います。
現在定着率の低い子はこうしたことからやらせるのは良いと思います。
多分中学受験でも偏差値50以下のところを受験するのであればこの勉強方法で問題は無いのです。
ですが、

ある程度の定着率を持った子、そして上位校を受ける場合はこの勉強方法では実力が伸びなくなります。

 私の元教え子にも、一度やった問題を何度も何度もやり直してくれる子、それに多大な時間をかけてくれる、とてもまじめな子が何人もいました。
ですがこのパターンにはまると不思議なほど応用力が低下します。
中学受験の上位校の場合"応用力が勝負"という問題構成になっているので何度も何度も復習して定着させるという勉強では合格は難しいのです。

トップ校を受ける子たちはの定着率はとても高いです。ほぼ100%と言っていいと思います。
ですが何度もやり直しなどはしていません。
この子たちに聞くと
「一回やった問題なんて出来るに決まっているじゃない。」
と簡単に言うし、だから
「2回3回と同じ問題をやり直すなんて時間の無駄。」
と言います。

この子たちと定着率の低い子では何が違うのでしょう。
頭の出来?
確かにそれもないとは言いませんが、沢山の子を教えてきた経験から言うと
「それは大きな要素ではないようです。」


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中学受験では知識だけでなくスペックを
を伸ばす意識が大切です。
特に、スピード、定着率、応用力、正解力は大切に思います。

その中でも定着率は重要で、低い子は勝負になりません。
例え40時間勉強したとしても一週間後一ヵ月後にその内容の10%しか頭に残っていない(出来ない)のであれば実力か伸びないのは明らかです。

同じ量の勉強をやったとしても後に残る量は子どもによって大きな違いがあるのです。 
一度やった問題が一週間後一ヶ月後にどのくらいできるかを『定着力』と呼んでいます。 
この定着率が低い子はどんなに勉強しても実力は付きません。


カリテストや月例テストなど一夜漬けでも結果のでるテストでは定着率や応用力に関係なく成績が取れたりするのが怖いところで、そうした勉強が身に付いてしまうと受験は苦しくなります。

そしてこの定着率は子どもの中で安定してしまうとのが怖いところです。
やった量の10%しか頭に残らない子はそれが当たり前となるし、
90%出来るようにする子はそれが当たり前となるのです。

お母さんも塾でも勉強量を増やすことを一番に考える方が多いのですが、これは危険な行為でもあります。
定着率の低い子に勉強量を増やすとどうなるでしょう。
大抵は消化不良をおこし勉強量を増やせば増やすほど定着率は下がっていきます。
当然体にも無理がかかり食べるのも(勉強するのも)嫌になります。

つまり定着率の低い子に勉強量を増やすのは逆効果、どんどん実力の付かない脳の構造になっていってしまうのです。
実力を付けるためには勉強量を増やす前に先ずは定着率をあげることが肝心です。


これは定着率だけでなく、スピードや応用力にも言えます。
嫌がっている子に長時間勉強を強いるとダラダラやるのは自然の理です。
ますます遅い子になります。

勉強量(問題数)を増やせば一問をじっくり考えることはしなくなるし、
教えてもらうのを待つ子、覚える勉強をする子になり応用力は下がります。
かといって勉強時間を長くして
「じっくり考えなさい。」
と行ったところでわからない問題をじっくり考え応用力が養われる子はほとんどいません。
スピードを早くする方法や応用力をつける方法は後日お話しすることにして、定着率の話しに戻します。

定着率をあげるには、始めのうちは少ない量でも良いので、
「やったものは全部出来る。」
という状態をつくること良いです。

 ですがこれはなかなか難しい作業でもあります。
塾では子どもの定着率などお構い無しに(出来る子に合わせて)次から次へと大量のことを要求してきますし、お母さんも勉強量でカバーさせようとすることが多いのです。
このため塾に行っていても定着率の悪い子は実力が全然付かないばかりか、行けば行くほどバカになるということが実際に起こります。
実際こうした負の連鎖に飲み込まれてザルで水を汲むような勉強をず~と頑張り続ける子も多いので、もし現在お子さんの定着率が低いと思う場合はまずは上げることを第一に考えてください。
そしてそれは塾ではしてくれないので、お母さんの力でなんとかして上げて欲しいと思います。

「復習に重点を置いてなんどもやり直す勉強させれば・・・。」
と思われる方も多いと思います。
現在定着率の低い子はこうしたことからやらせるのは良いと思います。
多分中学受験でも偏差値50以下のところを受験するのであればこの勉強方法で問題は無いのです。
ですが、

ある程度の定着率を持った子、そして上位校を受ける場合はこの勉強方法では実力が伸びなくなります。

 私の元教え子にも、一度やった問題を何度も何度もやり直してくれる子、それに多大な時間をかけてくれる、とてもまじめな子が何人もいました。
ですがこのパターンにはまると不思議なほど応用力が低下します。
中学受験の上位校の場合"応用力が勝負"という問題構成になっているので何度も何度も復習して定着させるという勉強では合格は難しいのです。

トップ校を受ける子たちはの定着率はとても高いです。ほぼ100%と言っていいと思います。
ですが何度もやり直しなどはしていません。
この子たちに聞くと
「一回やった問題なんて出来るに決まっているじゃない。」
と簡単に言うし、だから
「2回3回と同じ問題をやり直すなんて時間の無駄。」
と言います。

この子たちと定着率の低い子では何が違うのでしょう。
頭の出来?
確かにそれもないとは言いませんが、沢山の子を教えてきた経験から言うと
「それは大きな要素ではないようです。」

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