2023年10月

2023年10月30日

過去問の取組み方3

本日も過去問の手取り組み方についてお話し致します。

過去問は真剣にやってこそ実力アップにつながるのですが、

これがとっても難しいのです。
その理由は、
子どはは他にもやらなければならないことが沢山あり過ぎ、
過去問まで真剣にやるエネルギーがないのです。


過去問をやるとき1回2回目は真剣になる子も多いですが、
だんだんマンネリ化してきてしまうのです。
まして負け試合が続いた場合は真剣に臨めるものではないのです。


これは子どもとして正常な反応ですので叱ったところで変わりません。
そんな中で
『如何に過去問を少しでも真剣に取り組ませられるか』
はお母さんのサポート力の見せ所です。


よっぽどの子でない限り、お母さんのサポート無で毎回真剣に取り組むのは無理です。
過去問ではお母さんがして上げられることが沢山あります。
ぜひお母さんの良きサポートで少しでも真剣に取り組めるようにしてあげてください。

あなたはどんなサポートをして上げますか。
ぜひ7個以上は考えてみてください。

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coach2023 at 03:12|PermalinkComments(0)

2023年10月24日

残り100日間で成績と合格率をあげるセミナー

受験当日まで残り約100日(東京、神奈川)となりました。
みなさんのご家庭は順調に進んでいますか。
不安やイライラが増していませんか。 笑顔は減っていませんか。

11月の『お母さんのための中学受験必勝セミナー』の開催日が決りましたのでお知ら致します。
今回のセミナーでは
残り100日間で成績と合格率を上げる関わり方をメインテーマに
・100日間で最大限合格率を上げるために
・今抱えている問題点いろいろの解決策
・過去問対策
・後悔しない志望校決定法
・お母さんの不安とストレス軽減法
・子どものSOS信号+劇薬の使い方
をテーマに行います。

残り100日間の過ごし方は合否に直結します。
「志望校の過去問ではなかなか合格点が取れない。点数が伸びない。」
「どうしたら良いだろう。」
と悩んでいるお母さんも多いと思います。
でも実は子どもも悩んでいるのです。

この時期塾任せでは成績が上がらない子は多いです。
第一志望合格が見えてきている方は良いですが、このままでは危ないと思う場合は、塾任せで本人任せでは成績も合格率もまず上がりません。
もちろん放っておいても変わりません。
今順調に進んでいないと感じるなら尚更お母さんのサポートは欠かせません。

出来ていないところを指摘して改善を促すことや叱咤激励だけでは余計に合格率を下げるので気を付けてくださいね。

 6年生のお母さんは不安やイライラも増していくる時期です。
ですがお母さんが不安になったりイライラしていると子どもの足を引っ張る結果になりかねません。

自分のやるべきことが明確になればだいぶイライラからは解放されると思います。
私もプロコーチと中学受験30年の経験でお母さんを出来る限りサポートしたいと思っています。
一人で抱え込むよりも絶対に良いサポートが出来ると思いますので、忙しい時期とは思いますが、ぜひお子さんの受験成功のためにご参加ください。

本当は早い(4~5年生)うちに聞いておく方がお得な内容でもありますので、4~5年生の方も遠慮なくご参加ください。初めて参加のお母さんでも参加しやすい構成になっていますのでご心配なく。

<日程と申込方法>
今回もZoomと大井町での会場での開催となります。ご都合の良い日程でご参加ください。
日時・・11月7日(火)Zoom 9時45分~11時55分 料金1800円
    11月9日(木) 大井町会場開催 9時45分~11時55分 
料金2300円
申込方法・・
一般お申込みは こちらのフォームよりお願い致します。

<blog読者特別特典>
今回私のセミナー初参加の限り、先着5名の方を無料招待致します。
私のセミナー初参加の方限定無料申込みフォームはこちらから。
満席になり次第受付を終了させて頂きますのでお申込みはお早めに。

セミナーの参加者より嬉しいメールを頂いたので紹介致します。
<参加者からのメール>
 セミナーに参加させていただいた中田(仮名)と申します。久しぶりの参加でしたが、たくさんのことを学ばせていただき、心より感謝申し上げます。
実はセミナーで先生のおっしゃった、「中学受験は子どもの心を支えてあげられるかが鍵」というお言葉に感銘を受けた私は、その後、
とにかく息子の気持ちを受け入れて、承認し抱きしめることに徹しました。 そうしたところ、如実に息子が変わったのです。
こんなに変わるとは、私の方がびっくりしてしまいました。
セミナー前に先生へメールで相談したときは、夏休みの間一人で家にいられない、勉強を始めるのに時間がかかる、といったことに悩まされていましたが、それがたった一日で、別人のように勉強し始めたのです。

 私が態度を変えただけで、こんなに変わってくれるとは。 今日も私が夜まで仕事だったため、帰宅したのは22時30分を過ぎていました。
それでもその間自分で勉強し、捻挫した足くびのリハビリの病院に行き、その後、塾へ行き、帰宅後自分から宿題をしたそうです。
どこへ行くにも、何をするにも一人ではやろうとしなかった彼がです。
もちろん、姉が一緒に家にいてくれたり、夜は主人と妹が帰宅して塾のお迎えに行ってくれたりなど、家族のサポートもありましたが、今までの息子だったら、ぐーたらとテレビを見たり漫画を読んだりして終わっていたことでしょう。
花岡先生に、何より大事なことを気づかせていただきました。本当にありがとうございます。 これからも山あり谷ありかと思いますが、息子と一緒に受験を楽しみながら、一緒に学んでいきたいと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 

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coach2023 at 01:36|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月23日

過去問の取組み方2

本日も過去問の取り組み方についてのお話です。
「過去問は直しをすることが最も大切。」
「直しをちゃんとしないと意味がない。」
と思われているお母さんは多いと思います。
この考えは間違ってると言うわけではありませんが、正しくもありません。
50分の過去問なのに直しをすると2時間かかる子も良くなくありません。
この時間が有効かというと
「?????」

35点の子に「全部直しなさい。」
と言っても無理な話です、80点分でも多分無理です。

直しは有効な子いもいる反面、時間と労力がかかる割には成績アップにつながらない子も多いのです。
何故かと言うと、
例えば、「面積比」の問題があったとします。この問題が不正解だったので時間をかけてやり直したさせたとしても所詮一問(しかも同じ問題はでない)ですから面積比の問題が出来るようになるわけではありません。
もしも「この学校に受かるにはまだ面積比の実力が足りない。」
と感じたなら、次の過去問をやる前に面積比の練習を積んで(問題集などで)望まなければ無駄なわけです。


過去問は練習試合のようなものですから、今度勝つためには何が必要かを見つけそこを鍛えてから望まなければいつまでも同じ結果です。その日の反省をしただけでは実力アップになりません。

ではどうしたらいいかと言うと、

過去問は試合ですから本場と同じ気持ちで50分間真剣に取り組む。
これが一番大事です。
真剣に取り組むという表現も曖昧で子どもには伝わらないので、
50分間で最高の答案を作る、1点でも多くとる気でやることが鍵です。
「これが50分での私の最高の答案、今の実力は総て発揮した。」
「多分1分も無駄にしていない。」
という意識で臨めてたらバッチリです。


10分余って「終わった」などと言うのは100点以外NGです。
その10分足掻き続けること、無理矢理書き出して答えを出すのもありだし、見直しに時間を使うのもありです。

50分真剣に考え走り廻った子は必ず自分で直したくなります。
そして真剣に取り組み自分で考え走り廻ったからこそ答えを見たり教えてもらったときにも多くの気づきが得られるのです。


これとは逆に過去問を適当にやった子は、直しも嫌々だし適当な気持ちでやっているので、
ほとんど役に立たない時間になってしまうのです。

応用力のときにも話しましたが、自分で走り廻らないと応用力は付きません。走り廻ってない子自分で真剣に考えてない子に教えてもほとんど実力が伸びないのです。

これは小学生独特のことでもあるので、こうしたことを理解していない先生やお母さんは多いのです。

過去問で一番大事なことは、
時間内で最高の答案を作ること。
真剣に取り組み一分も無駄にすることなく一点でも多く取る気持ちをもって臨むこと。
走り廻ること。
なのです。
そしてその結果を踏まえ、これから何を練習すればより勝確率が増えるかをみつけ次回の試合までに練習を積んで望むことなのです。


ですがこれがとっても難しいのです。
難しい理由は次回。


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coach2023 at 01:19|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月20日

過去問の取組み方1

今回からは過去問の取り組み方についてお話してみようと思います。 
6年生はこの時期、多くの時間自宅での勉強を過去問に割く子も多いと思います。 
志望校への合格率を上げるにも志望校対策を立てるのにも過去問はとても有効です。 
過去問のやり方次第で、合格率は大きく変わってきます。
受験は同レベルの生徒たちでの10点を競う(10点違えば順位は50番くらい違ってしまう)僅差の勝負です。 

僅差の勝負だからこそ過去問の取り組み方が合否に直結します。 
ですが過去問を有効に利用している子は本当に少ないです。


 その理由はやることがいっぱいる上に過去問も沢山こなさなければならないので、どうしてもいい加減な取り組み方になってしまうのです。何度も同じ学校をやっているとマンネリ化もしてしまい一つずつ毎回真剣に取り組むのは本当に精神力がいることなのです。

いい加減にこなす子が多い中、もしも過去問に真剣に取り組み有効に利用することが出来れば、合格率を大幅に上げることが出来ます。  
あなたのお子さんは過去問を上手に利用していますか?    

過去問ではお母さんがサポート出来ることがいっぱいあります。
お母さんの良きサポートで少しでも一生懸命さを増やすことができますし、
嫌な声かけをすればどんどんいい加減な取り組みになっていきます。

では過去問を上手に利用するとはどういう事でしょうか。
「直しが一番大事」と信じているお母さんや新米先生は多く、
「兎に角直しをしゃんとしなければ・・」と無理矢理強制する人も多いですが、
こうした意識ではまず過去問を上手に使うことはできません。


「何故?????」
と思われたお母さんも多いと思いますので次回はその理由をお話します。
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coach2023 at 11:27|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月17日

応用問題の取組み方

 9月からの塾は総合問題、応用問題が中心なっていきます。
応用問題中心の授業になっていくことこそが、伸びない子4ヶ月を捨てる子が多くなる原因でもあります。

応用力のある子たちは難しい問題をやることでどんどん応用力が伸びていきます。
ですが現在応用力がない子に応用問題をいくらやらせても応用力は上がりません。
塾の先生方は自分が前者だった人ばかりなので、応用問題をいっぱいやることで応用力がつき問題も解けるようにになると思い込んでいるのです。

応用力を伸ばせる先生やお母さんが少ない理由は、
「応用力とは何か」を誤解しているからだと私は感じています。


応用力とは
今までに自分で考えた量、試した量
なのです。


なので応用問題を綺麗に教えてもらっても、また何度もやり直して出来るようにしても応用力は付かないのです。
応用問題への取り組み方を文章で話すのは難しいので動画(You Tube)を用意いたしました。

応用力を高める YouTube 


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coach2023 at 02:06|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月16日

残り4ヶ月、劇的に伸びる子、伸び悩む子の違い

 前回もお話したように残り4ヶ月は伸びる子と伸び悩む子の差が極端です。
真面目に頑張って来た子が9月から苦しみ、順位が大きく変動するという話は有名なので皆さんもどこかで聞いたことがあると思います。
なぜそんなことが起こるかというと、

 ここから伸びる子と伸び悩む子の決定的な違いは、
ここまでにどれだけスペックを伸ばしてきたか。
に掛かっています。

スペックが高くなっている子はこの4ヶ月で驚くほど伸びる反面、
頑張って知識を入れて来た子(スペックが伸びてない子)は伸び悩んでしまうのです。

スペックの話は以前にもしてきたので今日はしませんが、
・集中して勉強できる時間 
・スピード(解く速さ、考える速さ、読む速さ、憶える速さなど) 
・定着率
・応用力
・正解力

などなどが磨かれてないと今後苦しくなるのです。

範囲の狭い週テストや月例テストではこうした力はあまり必要ないのですが、9月からは総てが総合問題や応用問題、意図的に間違いやすく作られた問題。で点数を取っていくにはこうした力が不可欠なのです。
ある程度のスピードも養われていないと、9月日数が増え難しくなった塾のカリキュラムについていくこともできません。
くたくたの中、飽和状態のまま勉強しても身になる量は限られます。

4~5年生の方は是非、スペックを伸ばすことをサポートしてあげてくださいね。それが受験で勝つ秘訣でもあります。 
 結局のところ中学受験で勝つ秘訣は
スペックをあげてあげることそして
考えるのが好きな子にして上げること。
です。そしてそれはお母さん関わり方で決まるとも言えます。

6年生の場合は、今更スペックばかり意識するわけにもいかないですが、
ここからの塾では応用力を伸ばす勉強が主になるわけですから、その授業の受け方を変える(有効に受ける)だけでも合格率は大きく変わります。
次回は応用力の取組み方についてお話しします。


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coach2023 at 00:39|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月11日

残り4ヶ月の勉強法


お子さんの状況は如何ですか、9月病は発症していませんか?
成績は順調に伸びていますか、第一志望合格は見えて来ていますか?

6年生にとっては残りり4ヶ月ですが本当の勝負はここからだと私は思っています。
9月~10月は中学受験最大の難所、 伸びる子と伸び悩む子の差が最もでる時期だからです。

残り4ヶ月子どもの成績も合格率もまだまだ伸ばせます。
ですがほとんど伸びないまま受験日を迎える子が4割近くいるのが現実なのです。


伸びないと言うのはキツイ言い方かもしれませんが、
例えば9月の段階で過去問50点前後取れている子がいるとします。残り4ヶ月で10点アップすれば合格なのですから行けそうな気がすると思いますが、
1月にやっても53点(つまりほとんど変わらない)なんてことが多く起こるのです。

伸び悩む原因は塾のカリキュラムにあります。
新しい分野を習う場合は多人数でも個別でもそれほど差が出ないのですが、
9月からは新しい分野を習うことが社会以外はほとんどありません。
なのでまとめ的内容が増え、総合問題中心や応用問題中心になっていきます。

この場合人によってもともとの出来に差があるわけですから、
基礎がわかっていない範囲の場合は授業が全く解らず無駄になったり、
逆にわかっている範囲では簡単すぎる。なんてこともあります。

つまり塾では最大公約数的勉強を提供することになり、個々に合ったカリキュラムを提供してくれるわけではないのです。
なので塾の勉強だけを言われるままにしていても伸びません。
自分なりの目的を持って臨むなど、塾を上手に利用できる子でないと効率がとても悪いのです。


ここから成績アップをするためには、
・塾を上手に利用すること
・自分に必要な勉強も明確にし自分で行っていくこと
が絶対条件になるわけです。
ですがこれは小学生にはとても難しい事なのです。

やるべきことを明確にするだけでも難しい(出来る子は3割もいないと思う)のに、
塾の日数や宿題も増える中、そして過去問もこなしていかなければならない中、
自分に必要な勉強をしていくことはとても難しいのです。
結局塾に振り回され、自分に必要な勉強を出来ないまま受験日を迎えてしまう子がとても多いのです。


上位3割の子は自分でやるべきことも見つけられますし、それをこなしていく力も持っていますが、
大多数の子はそうはいきません。
なのでお母さんのサポートが必要な子だ多いわけです。
成績が上がるか、上がらないままになってしまうかはお母さんのサポート力や声のかけ方次第なのです。

 子どもの劣っているところは多くのお母さんが見つけられますが、それをただ指摘しても出来るようにならないことは、このブログの読者ならお分かり頂けていることと思います。

お母さんは子どもに必要な勉強をどう提示し、
どのようにサポートして上げますか?


次回は伸び子の決定的な原因をもう一つお伝えいたします。

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coach2023 at 00:51|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月04日

この時期伸び悩んでいる方には個別指導がお勧め

前回は『塾任せで本当に大丈夫』という話をしましたが、 
現在第一志望合格が見えてきている場合は今まで通りのペースで良いですし、塾と本人に任せお母さんはエネルギーチャージや志望校選びなどのサポートをするだけで大丈夫だと思いますが、

この時期伸び悩んでいる場合は塾任せでは改善しません。
『このままでは第一志望合格は危ういのでは』と感じるご家庭では個別指導や家庭教師を使うことをお勧めします。


 残り5ヶ月成績も合格率もまだまだ伸ばせます。ですがほとんど成績が伸びずに受験日を迎える子が4割以上いるのが中学受験の現実です。

伸びないと言うのは言い過ぎかもしれませんが、今の時点で過去問をやると48点くらい取れているのに、1月になっても53点しか取れない、みたいな子が多いのです。

残り5ヶ月間は子どもによって必要な勉強が違うのため、塾の一斉授業ではどうしても効率が落ちるのです。
塾を上手に利用し、塾でやってくれるところは塾の授業を有効に使い、塾では手が回らないだけども本人にはとても大切な勉強を利用率してやっていかなければならないのがこの時期です。


 この時期はやるべきことと目的が明確に(塾の勉強+自分の勉強)なっていると勉強しやすいものです。
逆に何をすれば成績が上がるか、合格率が上がるかよくわからない。
と言う状態だと勉強が進まなくなるのがこの時期です。
やる気があっても進みが遅く効率が落ちるのです。
目的が『こなす』ことになってしまっている子も成績は伸びません。

 ですがこの時期自分に必要な勉強そして次回の模試までに何をやるかを自分で明確に出来る子は上位3割くらいの子に限られます。
7割の子は自分では判断できないのです。そして結局塾に振り回されて成績が伸びないまま5ヶ月を無駄にする子が続出するのが難しいところです。


 こうした場合、個別の先生を付け、自分に必要な勉強を明確にし、手伝って進めてもらった方が効率は格段に良いのです。
自分に必要な勉強は苦手なところだったりもしますから、一人で乗り越えるのは強い精神力がないと難しいし、もし頑張れたとしても時間が掛かってしまうのです。


 以前家庭教師の探し方、上手な利用法をこのブログに載せました(5月)ので興味のある方はだひチャックしてみてくたさい。きっと参考になると思います。
5月のブログ

もしも今後の必要な勉強について相談したい、
家庭教師のことで相談したいなどありましたらメールで連絡ください。
出来る限り協力したします。


子どもの様子を一度見てもらいたいなどの要望にもお応えしています。
相談メールは下記のアドレスまで。

th@coach-pro.com 
花岡まで
私(花岡)の家庭教師に興味がある方には、連絡頂ければ別途案内をお送りいたします。
現在多少空きがあり2名までなら受けられます。(曜日の制限がありますが・・)


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coach2023 at 03:05|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2023年10月02日

塾任せで本当に大丈夫ですか?

本日はお母さんからの質問にお答えしています。

 塾の先生と話したところ、
「お母さんはあまり心配なさらず、私どもと子どもに任せてください、過去問の採点なども子どもにやらせてください。」
と言われました。このまま任せきりで大丈夫なのでしょうか?


という質問を頂きました。
結論から言えば塾任せにしておくのはとっても危険です。
塾は沢山の生徒がいて公約数的な関わり方をするわけですから、全部を面倒見てくれるところではないのです。 


できることなら塾に任せられる部分と塾では抜けてしまう部分(学力面だけではなく精神面も)を見極め抜けてしまう部分のフォローは家庭でして頂くのが望ましいと私は思います。


 以前は「お母さんがしっかりやらせてください。」とお母さんに注文をつけお塾が多かったのですが、最近はお母さんが手を出すことを嫌う塾も増えました。

その理由は関わってプラス効果を与えるお母さんよりも、マイナス効果・足を引っ張る関わり方をするお母さんの方が多いからです。

 関わり始めるとどんどんエスカレートしてくるお母さん(お父さん)も多く、塾の先生への相談や苦情も増えてしまうので、塾側としてはあまり好ましくないのです。
前者の場合は、もし結果が悪かったときでもお母さんのせいにもできたわけですが、後者では塾は責任は逃れられません。 

確かに塾の責任なのですがだからといって塾は責任を取ってくれるわけではないのです。 
「過去問でも合格点が取れるようになっていたので実力的には合格レベルにあったのですが残念です。」
で終わってしまいます。

「任せっぱなしにするのではなくん私も何かしておけば・・・」
と思っても後の祭りです。

ですが長年家庭教師とお母さんセミナーをしている私でも、
「任せっぱなしにするのではなくん私も何かしておけば・・・」
と後悔しているようなお母さんであれば、手を出さないで正解だったと感じてしまいます。
 

 こうした経験から弟や妹の受験のときにべったり関わるお母さんもいるのですが、上手に子どもの能力を伸ばした方をほとんど見たことがありません。お母さん自身は満足するようですが、こうしてリベンジのように関わられた子どもは悲惨なものです。

結局のところ
子どもとの信頼関係、子どもが本音で話せる関係がない方は塾任せにしてなるべく関わらない方が結果はよいと思います。

子どもと勉強の会話をしたとき
・お母さんと話すとき嫌な顔をする子(笑顔がない)
・お母さんに怒鳴って当たる
・何をやりなさいといっても「だって塾では・・て言われたもん」 「え~なんで」と嫌そうな会話になる場合などはお母さんが関わるのは塾任せにするよりもっと危険ということになると思います。


「でもそれだと志望校が駄目だったとき後悔してしまいそう。」
と感じる方は信頼関係を構築してください。そしてサポート力を磨いてください。

お母さんは本能的にも欠点に目が行きそれをなんとかしてあげたくなるものです。
ですが

勉強面の欠点をみつけ出しなんとかさせようとしてもほとんど効果がありません。
大抵は逆効果となり成績を下げます。


気持ちは分かりますが、欠点の指摘は最小限にとどめ伝え方も工夫してくださいね。

この時期は勉強面以上に精神面のサポートが威力を発揮することも覚えておいてくださいね。
声のかけ方一つでお子さんの自信ややる気は大きく変わります。

子どもとの信頼関係と本音が言える関係さえしっかりしていれば、子どもも手伝ったもらいたい部分をお母さんに言うし、お母さんもサポートしてあげると伸びる部分を感じられるものです。すくなくとも足を引っ張るサポートはしないと思います。
 塾側も本当はお母さんの力ほ借りたい、お母さんに子どものバックアップをしてあげて欲しいと望んではいるんです。 だって明らかにその方が伸びるのですから・・・。

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coach2023 at 01:22|PermalinkComments(0)