2016年04月

2016年04月29日

叱ってやらせる落し穴

本日からは中学受験の落とし穴を紹介してみようと思います。
中学受験でお母さんが失敗するケース(受験の落とし穴)のほとんどは共通しています。 
ですから事前に落とし穴の位置を知って注意することで落ちる可能性を大きく減らすことが出来ます。
初回のセミナー(このブログでも)ではレクチャーと体験を通し『落し穴の位置』を色々お伝えしますので、聞き取った落とし穴や自分で注意しようと思うポイントを書き出してみてください。と事前に伝えてセミナーをスタートしましたが、その代表的なものを紹介してみます。

落とし穴1 叱りすぎ

 中学受験をしていると愛情と期待も大きく「もっと頑張ってほしい」と思うあまり、ついつい叱りすぎてしまうようです。
叱る事は必要ですし決して悪いことではありませんが、方法を間違えると子どものやる気や能力の低下を招くばかりか、悪循環を招き信頼関係を崩すことにもなり兼ねません。
 人は美味しいものを食べればまた食べたくなります。
良い思いをすればまたやりたくなるし、嫌な思いをすれば嫌いになります。
叱られながら無理矢理勉強させられれば大抵の子は嫌いになります。

子どもを勉強嫌いにしてしまう、自主性を奪ってしまうのは、間違った叱り方によるところが大きいようです。

 確かに怒鳴ることは即効性があります。
ですが怒鳴って勉強をやらせると、下記のような悪循環に陥るケースが多いようです。

                             叱りすぎによる悪循環
子ども側:
 
勉強・宿題をやらない→叱られる→いやいややる→勉強が嫌いになる →余計に解らなくなる→ますますやらなくなる 
 
                                                  
お母さん側: 
叱る→叱られないとやらなくなる→負担が増えストレスも溜まる →ますます子どもを叱る! 
結果 
子どもはお母さんのことを味方だとは思えなくなり、本音を話せなくなる。叱られてもムッとするだけでお母さんの言うことや、アドバイスも聞かなくなるり結果お母さんは叱るしかなくなる。

 子どもだけでなく人はみな叱られることは嫌なことなので、叱られれば嫌々でも言うことをききます。
ですがそれは鞭打たれ仕方なくやっている・やらされているのか変わりありません。 
こうした罰の恐怖でやらせておいて自主性を求めるのはどだい無理な話です。 指示命令を受けて行動している人は次第に自分で考えることを放棄していくのが普通です。 
色々考えて良かれと思って出した答えや行動を、
「何で言われたとおりに出来ないの、まったく。」
などと一回でも一刀両断にしようものなら考えるのを放棄するか、お母さんから逃げ出すかしか手がありません。

叱ってやらせると大抵は嫌いになります。  
これは勉強だけでなく、片付けや、歯磨き、などの生活習慣にも言えますし、ピアノなどの習い事にも言えます。
「勉強しなさい。」「片付けなさい。」と怒鳴ることは
「勉強を嫌いになりなさい。」「片付けを嫌いになりなさい。」と言っているのと同じようなものなのです。

悪いことをしたときには怖いくらい叱ってもOKですが、
何かをやらせるために叱るのは極力避けることをお勧めします。


確かに叱ることは即効性がありますが、叱らなくても子どもにちゃんとやらせる方法はいくらでもあります。 どうかお母さんが叱らないでも子どもがやる方法をいっぱい身に付けてください。
このブログの中にもその方法を随時紹介していきたいと思っています。

落し穴は絶対落ちるかというとそうでもないのが難しいところです。
今日紹介した『叱り過ぎ』も叱り続けて子どもがやる気になる例も極たまにあります。
ただこの場合でももっと上手く接していればもっと早くにやる気になっていた場合もっと成績が伸びていたと思われる場合が多いのです。
もし「叱り続けたい」場合は止めませんが、多くの人がそれで悪循環に陥る可能性が高いことは理解し注意して使ってくださいね。



2016年04月28日

自己紹介

本日は110219319_org (3)私の話をしてみようと思います。
 
  氏名 花岡 司
 

 生年月日 1963年11月11日

       
   職業 プロコーチ&
家庭教師 

             
   趣味 ・マジック ・ハンググライダー ・人間
   


<現在の活動>
職業 プロコーチ&家庭教師

 プロコーチとしてセミナー活動と、
パーソナルコーチングを行っています。
パーソナルコーチングでは会社の社長やマネージャー、お母さん、学生と様々な方の目標達成のサポートをさせて頂いています。

「お母さんの為の中学受験サポートセミナー&交流会」
も毎月開催しております。

<学生のころ>

小さいころは親や友達に「ツーちゃんは頭がいい」と言われ、真に受けて育ちました。 子どもって褒められるとその気るものですよね。
エスカレーター式の学校だったこともあり正直あまり勉強はしてこなかったように思います。
 高校3年からバイクにテントを積み一人で全国を回るようになり、成城学園の常識と外の世界の常識は違うんだと言うこともこ改めて知りました。
旅に出ていると色々な人や面白いことに出会う反面、色々なトラブルも起ります。
今思うと、この時期に私の生きる力は養われたのかなと感じます。  
明日地震が来て家がなくなっても、何かとんでもないトラブルがあったとしても元気に明るくやっていける、何とかできるという自信がつきました。不安に悩むことも無くなりました。 あなたは不安やトラブルに強いですか?

<卒業をしてから>
 大学四年生から家庭教師を初め大学卒業後は塾講師をしながらアントレプレナーカレッジ(経営者学校)に通い、卒業後は「子どものより良い教育方法」を模索しながら様々な塾にて講師、塾長として20年間現場で子どもと触れ合ってきました。
その子に合った効率的な勉強方法や能力開発にはちょっと自信があります。
塾や家庭教師として教えていても、何でこんなに効率の悪い勉強方法をしているんだろうと思える子が少なくありません。 
悲しいことに効率の悪い勉強方法を押し付ける先生やお母さんも結構います・・・。

 子どもの潜在能力は凄いものがあるといつも驚かされます。
引き出し方次第でもの凄い能力を発揮します。
是非親や先生に上手に引き出して頂きたいと思うのですが、残念ながら能力を発揮することなくやる気と自信を失ってしまう子も少なくありません。
 


<コーチングとの出会い>
中学受験に関わっていると親によって潰される子を毎年嫌でも目にします。
お母さんの関わり方が重要なのは明らかなのですが、当時の私はそのことを上手に伝へ、お母さんに行動を変えてもらえるだけの力も方法もなく本当にもどかしい思いをとていました。 そんなとき(9年前)私はコーチングに出会いました。
そして

「コーチングの手法をお母さんに上手に伝えることが出来たら、悪循環に苦しむ親子を少しでも救うことが出来るのではないか。」

と感じ、10年前よりお母さんにコーチングの手法と中学受験のコツと注意点を伝える活動を始めました。
子どもの成長はもちろんですが、お母さんの不安を少しでも減らしお母さんの成長も応援していきたいと思っていますので今後とも宜しくお願い致します。

質問や相談やなどありましたら気軽にメール下さいね。
アドレスはth@coach-pro.com です。



2016年04月26日

勉強効率を上げる親子セミナー

今年も
「子どもの勉強効率を上げるセミナー」
を開催することになりましたのでお知らせいたします。

このセミナーは親子対抗戦でゲームをしながら、
効率的な勉強方法を身に付ける毎年大好評を頂いているるセミナーです。
日曜日は塾のテストがあり重なっている方も多いと思いますが、毎月あるテストと違い年に一度の親子セミナーですし、一回参加するだけで劇的に変わる子も多いセミナーですので是非予定を調節していらしてみてください。

昨年のセミナー参加者からは
・子どもの勉強効率がとっても上がった。
・受験が好転し始めた。
・セミナーを切っ掛けにやる気が格段に上がったし成績も上がった。
・親子の関係もよくなり会話も増えた。
・『お母さんのための中学受験サポート教室』の効果もアップする。
・花岡さんに我が子を見て頂き、今後のサポートや勉強方法について的確なアドバイスを頂けて助かった。


などの感想が届いています。
私としては受験生全員に受けさせてあげたいと思っているセミナーです。
今回は5月8日(日)と15日(日)の2日催致します。
4月のセミナー参加者優先でご予約を取っているため残席が僅かになってしまっています。ごめんなさい。
 
A日程…5月8日(日) 下北沢(下北沢駅徒歩4分)
        10時~12時45分(受付9時45分から) 
(満席) 

B日程…5月15日(日)午前の部 大井町(大井町駅徒歩1分)
        10時~12時45分(受付9時45分から) 
(満席) 

C日程…5月15日(日)午後の部 大井町(大井町駅徒歩1分)
        13時30分~16時15分(受付9時45分から) 
(満席) 


参加対象…5~6年生のお子さんとお母さんの2人ペアー。     

料金…親子ペアーで5000円


申込み方法…こちらのフォームよりお申込みくだい。
10組限定ですのでお申込みはお早めに。

クリック協力よろしくお願いいたします。にほんブログ村 受験ブログ
出来ればこちらも宜しく。人気ブログランキングへ!




coach2016 at 16:07|PermalinkComments(0)セミナー 

2016年04月25日

褒め上手になる

本日も信頼関係と子どもの能力を引き出すのに役立つコーチングスキルを紹介します。
今日のスキルは
褒める
です。
褒めることは信頼関係にも繋がるし、やる気を引き出すのにもとても有効です。

 褒められることはとても嬉しいことです。そして嬉しく感じるとその事が好きになったり、やる気が倍増したりします。
誰にでも褒められたことで好きになった事や頑張った経験があると思います。
褒めることはとっても大切なことですが、実は難しいことでもあります。


あなたは上手にお子さんを褒めていますか?

私は昔おばあちゃん子だったのですが、
「つーちゃん凛々しい顔になったね、見とれちゃう。」
と会う度に言われたことで嫌いになってしまいました。だって自分では全然思っていないことを言われても、馬鹿にされている感じがしたし、
「おばあちゃんは嘘つきだ」
と感じるだけでちっとも嬉しくありませんでした。

 褒める場合、相手が嬉しいと感じる褒め方でないと意味がないのです。
ではどんなことに気をつければ良いか。

ポイント1 その子が喜ぶ褒め方をする。
人によって褒められたい部分や嬉しい言葉も違います。自分が言われて嬉しい言葉でも子どもが嬉しく思うとは限りません。
我が子にフィットする褒め方を知っておきましょう。

ポイント2 自然な褒め方、感じたことを素直に伝えるのが効果的。
 「えっこの問題出来たの。」と素直にびっくりするのも、子どもにとっては嬉しい褒め方の一つです。
「この問題できたのは○○君一人だけだったよ。」
と皆の前でいってあげるのも嬉しいものです。
ただこの場合も目立つのが嫌いな子は逆に嫌がる場合もあるのでご注意。
大人は結構白々しい褒め方をしますがこれはほとんど効果はありません。
子どもは敏感ですから嘘をついても直ぐに見破ります。

ポイント3 具体的に褒める。
「頑張ったね。」「やれば出来るじゃん。」「80点だねすご~い。」
みたいな褒め方より、結果だけを褒めるのではなく
「この一週間漢字を一生懸命やっていたもんね。」
みたいに、子どもがどこを頑張ったからこの結果につながったのかを見て具体的な褒め言葉が好きな子も多いです。

ポイント4 役に立っていることを伝える
「○○ちゃんはよくお手伝いて偉いね。」
というよりも
「○○ちゃんが手伝ってくれたから本当に助かっちゃった。ありがとう」
みたいに自分が嬉しかったこと、とても役に立っているよということを伝える方が嬉しい子は意外と多いものてず。
「偉いね。」という言葉は学年が上がるにつれあまり好きではなくなっていく傾向もあります。


ポイント5 下心があると伝わらない。

「Bクラスに上がったね。良く頑張ったね。」までならまだ良いのですがこの後に
「次はAクラスだね、頑張れ。」みたいに次も頑張れをいれてしまうと全く褒められた気がしなくなります。如何にも頑張らせるために褒めているような印象になるのです。

ポイント6 褒める習慣をつけておく
セミナーでは子どものよいところを10個挙げてみて下さい。
というと出てこないお母さんがいます。 
あなたは直ぐに出てきますか?
人はどうしても悪いところや改善してほしいところに目がいってしまいがちですが、普段から良い所を見る習慣とそれを素直に口に出す練習をすることで褒めるスキルもアップします。
 私自身コーチの勉強をしたことで、人を褒める回数が凄く増えました。
最初は照れもありましたが、貶す事より褒める言葉が増えると会話も弾むし、仲も良くなっていくことを実感しています。

如何でしたか、あなたは褒め上手ですか?

欠点は誰でも見つけられますが、褒め上手になるには練習が必要なようです。
褒め上手なお母さんを持った子どもは本当に幸せだと思います。
褒め上手になることは子どもにとってももちろんですが、自分も家族も周りの人にも幸せを運んできます。
この機会にぜひ褒め上手になってくださいね。


我が子だけにではなく、友達やお父さんそして自分のことも気軽に褒めてくださいさいね。
5月のセミナーでは褒め上手になるポイントをお伝えしますので、もし興味があればいらしてください。
セミナーの日程は改めてお知らせします。

本日もクリックのご協力宜しくお願い致します→にほんブログ村

出来ればこちらも宜しく。人気ブログランキングへ!



2016年04月24日

笑顔は受験のバロメーター

本日は笑顔のお話しです。
コーチングでも笑顔は大事ですが、もっとく重要なスキルかもしれません。
中学受験でもお母さんそしてお子さんの欠かすことはできません。
笑顔の量は中学受験のバロメーターです。

「笑顔が大事」って何を当たり前のことを・・・。
と思うかも知れませんが、本音が言える信頼関係に笑顔は欠かせませ。
人(特に子どもは)は怒った顔を見れば緊張するし、悲しい顔をみれば心配や不安になります。
笑顔を見れば安心するし心もオープンになるものです。

受験生をもつ母親は、
不安やイライラ、
「もっと~してほしい」
という思いが強く笑顔お失っていくケースも少なくありません。
時には怒ることも必要ですが、その場合でも出来る限り短く怒るように心がけ、怒ったかをを引きずらないことが大切です。
何度もお話しましたが、信頼関係が崩れてしまったら良いサポートはできません。

お母さんは優しいけど、甘くはないよね。
といった状態が良いのかなと私は思います。

あなたは毎日笑顔で過ごしていますか?
笑顔と怒った顔の比率が8:2を越えている方は要注意です。

意識的に笑顔でいる時間を増やすだけでも、生活が変わってくるそうです。
お母さんの笑顔が減れば子どもからも笑顔が消えていきますし、お母さんの笑顔が増えれば子どもの笑顔も増えます。

お母さんがどんなに真剣に話しかけたとしても怖い顔だと不思議と子どものやる気はアップしないし行動にもつながらないようです。 何気ない日常のお互い笑顔の会話のなかにこそ、やる気や自主性を引き出すチャンスがあると私は思います。 

 こどもに「もっと真剣な態度、笑顔ではなく集中した顔つきで勉強に打ち込んでほしい。」
と望むお母さんもいますが、笑顔だから真剣ではない気合が足りないと思うのは間違いです。 特に小学生の場合は楽しんでやっているときの方が頭の回転もよいように感じます。  スポーツや格闘技では楽しんでいる状態ではなくアドレナリンが分泌された状態の方が力を発揮する場合もありますが、勉強には当てはまらない様です。
 真剣な顔つきでの集中は何時間も続けられるものではありませんし・・・。
普段から笑顔を奪ってしまうのは中学受験勉強にはあまりよい状態とは言えないように思います。
実際トップレベルの子たちは普段は笑顔で元気に過ごしている子が多いです。 中学受験生のなかには悲壮感を漂わせ、何かに取り付かれたように勉強している子も結構いますが、そうした子は普段の勉強やカリテストは出来ても、総合模試や本番では点数が取れなかったりします。

 中学受験では上手くいかないこと、不安になることイライラすることいっぱいあると思います。
放っておくと笑顔は減るのが中学受験です。
でもそれに負けないでお母さんは笑顔を失わない強い人でいてくださいね。
これは努力次第なのだと思います。
6年生の後半でも笑顔でいれるお母さんになれるように頑張ってみてください。


2016年04月22日

子どもの話しを聞いていますか。

コーチング的サポートをするためには欠かせないものがあります。

それは信頼関係です。
コーチングでも中学受験をサポートする上でも信頼関係が基本です。
良い受験をしたご家庭の9割以上は信頼関係が良かった家庭です。
信頼関係を崩して良い受験をするのは本当に難しいのです。


本来子どもはお母さんに対して絶大な信頼を置いているものですが、学年が上がるにつれ、信頼関係が怪しくなっていく家庭も少なくありません。 


 特に中学受験をしているとお互いイライラすることも多くなるし、お母さんも怒りたくなる出来事にはこと欠かかないので、お母さんが子どもとの信頼関係を大切にするという意識をしっかり持っておかないと自然と信頼が薄れていく傾向にあるのです。
 
中には
「誰かが悪役にならなければ・・・。」
と思うお母さんもいると思いますが、こうした役目は塾の先生にでも任せておきましょう。 
お母さんにはお母さんにしか出来ないことが沢山あるし、お母さんの代わりはいないので、是非子どもが本音を言える関係をつくってください。
お母さんが悪役になってしまうと出来るサポートは極端に少なくなってしまうということを覚えておいてください。

本日は子どもとの信頼関係にも能力アップにも役立つスキルを一つ紹介します。

それは『聞く』スキルです。
コーチングではもっとも大切なスキルと言われるくらい "聞くスキル"は重要なんです。
私もコーチをすればするほど本当に聞くスキルが大切だなと感じるようになりました。

中学受験サポートにおいて、お母さんが子どもの話をちゃんと聞けるということは本当に大切だと思います。
人は自分の話しを興味を持ってちゃんと聞いてくれる人を信頼するものです。


 私の最初のセミナーでは「聞かない相手に話したらどんな気持ちになるかを味わって頂いています。
目も合わさない、相槌もうってくれない、興味もなさそうな相手に話すのはかなり辛いものです。
その辛さを改めて味わうと、普段子どもに接している態度を見直す気になるようです。
どんなに話しを聞いていても相手が『ちゃんと聞いてくれている』と思えなければ話しは出来ないし不信感につながるのです。

言葉でどんなに「ちゃんと聞くことが大事ですよ。」
と言ってもほとんどのお母さんは変わりませんが実際に味わうと見直そうとする人がおおくなるのが人間の面白いところだと思います。
頭で分かっていてもそこに感情が伴わないと行動は変わり難いのです。

その後に今度は『ちゃんと聞く』練習もしています。
ですが聞く練習というよりはちゃんと聞いてくれることがどんなに話しやすいかを味をってもらうわけです。
3分間しっかり聞いてくけるだけでも「ちゃんと聞いてくれた。」と言う印象を持ちます。
なので時間が無い人でも聞く技術があれば心配はいりません。

 余談になりますが、素人の家庭教師は聞くのが下手な人も多いです。
授業を中断して子どもの話しに何十分も付き合った挙句、子どもはフラストレーションがたまったままで終わってしまう場合も多いです。
ベテラン家庭教師になるとほんの短い時間で子どもに
「この先生はちゃんと話しを聞いてくれる。話していて楽しい。」
と言う気持ちを持ってもらうこと、そして信頼関係を築くことが出来るようになります。
ここは人間性というよりは聞く技術の問題です。

"ちゃんと聞く"ことは結構難しいものです。特に子どもが相手の場合は・・・。
子どもがお母さんに話しかけてきても、子どもの話したい話をちゃんと聞く親は意外と少ないようです。
 親はどうしても我が子に対しては、自分の話したいこと、伝えたいことを優先してしまったり、聞きたいことを質問してしまったりしますが、こうしたことを続けていると子どもは言い訳をしたり誤魔化したりするようになり本音を言わなくなります。

心の扉とやる気の扉のノブは内側にしか付いていません。

心の扉が開いていないときにいくらアドバイスや叱咤激励をしても届きません。
外から無理矢理 
「開けなさい」 
と言っても無駄です。
自分から開けるのを待つしかありません。
でも開け易いように手助けしてあげることは出来るのです。その第一歩が子どもの話を聞く姿勢を持つことだと私は思います。

 受験はは子どもにとってお母さんが思っている以上に大変なものです。
勉強のあまり得意でない子は尚更です。 
ストレスも溜まるし、自信を失ったりやる気が無くなる時期もあります。
自分の心を素直に打ち明けられる相手がいるかいないかでは今後の結果が大きく変わってくるのです。 

また何気ない話をちゃんと聞くことも重要です。
勉強に全然関係ない話でも、気持ちよく話せると気分転換にもなるしやる気にもつながるのです。


 子どもが自主的に話をしてきているときに、"これ幸い"と自分の話に持っていったり、直ぐにアドバイスや指示をすると子どものやる気を低下させるばかりか自立の妨げにもなります。
子どもが気持ちよくお母さんの話を聞ける場合であれば、子どもが話している会話に合わせて伝えても構いませんが、子どもとの会話がつまらない方向に行ってしまいそうなときは特に気をつけて下さいね。

折角の楽しいはずの会話が嫌な気持ちで終わってしまうと子どもは口を閉ざすようになります。もちろん心の扉も閉ざします。
 
こうした場合は、
子どもが話しをしているときは否定せずに笑顔でちゃんと聞く。
そしてお母さんが伝えたいことは別の機会にしっかりと伝える。
というふうに分けると良いです。

クリック協力よろしくお願いいたします。にほんブログ村 受験ブログ
出来ればこちらも宜しく。人気ブログランキングへ!



2016年04月20日

コーチングのスキル

本日はコーチングの技術(スキル)についてお話したいと思います。
前回お話ししたように私は
「コーチングを本来持っている能力を今まで以上に引き出すことによって目標達成をサポートする技術」
と捉えています。
コーチングの技術(スキル)の中にはそうした方法が沢山詰まっています。

 コーチングのスキルは新たに開発されたものと言うよりは、
人が能力を発揮するには、目標達成をサポートするには、こんな接し方が有効かを研究し、という手法を集めたとても実践的な手法です。そしてそのスキルを使って相手の能力を引き出し目標達成をアシストするのがコーチの仕事と思って頂ければよいかと思います。


ですから、「あっ、それなら既にやっている。」
と思う手法あると思いまし、
「なるほど、それは良い方法だ、私も取り入れよう。」
と感じてもらえる手法も数多くあると思います。
目標達成をサポートするには、
・信頼関係をつくること
・上手にコミュニケーションをとること
・相手のやる気や能力を引き出すこと
などが欠かせませんから、そのために役立つ手法も沢山含まれています。

 コーチの役割は中学受験という目標を持ったお子さんをサポートしたいと望むお母さんの役割と重なる部分が多々あります。
・経験がないので何をどうサポートしてよいかわからない。
・やる気や自主性を引き出すにはどんな声をかけたらいいのかわからない。
と感じているお母さんもコーチングの手法を勉強することできっと良いサポートが出来ると思います。受験生のサポートに限らず子育てにおいても知っておいて絶対に損のない手法だと私は思っています。


 コーチと言うと日本では、鬼コーチに代表されるような・怖い・厳しく管理するといったイメージが今でも強く残っています。しかし近年は優秀といわれるコーチ(家庭教師も)はこうしたイメージとはかけ離れた指導をしています。
それは無理矢理やらせるのでは100%の能力を発揮させることは極めて困難であることが証明されているからです。

 腕立て伏せをするにしても「それが自分にとって必要だ」と理解して自主的に取り組むのと、無理矢理やらされる のでは筋肉のつき方も全然違うそうです。筋肉ですらそうなのですから勉強や知識なら尚更なのは言うまでもありません。 
 昔は甲子園に行くために人の3倍倒れるまで練習させるなどという監督コーチが名監督としてまかり通っていました。確かに半分しか身にならないとしても3倍やれば人より優れることは出来ますよね。
現代ではこんな非能率的な練習をしていたのでは勝てないのです。
受験も同じです。
予断になりますが、
ウサギ飛は何の役にもたたないし普通の腹筋運動も小中学生には悪影響の方がずっと大きいと科学的証明されているそうですね。昔よくやらされてのに…。

それと同じように勉強方法も今だに間違った指導方が取られているケースが多いと感じます。
悲しいかぎりです。

このことについても書きたいことは沢山あるのですがそれは後日に回すとしてコーチングの話に戻しますね。 

 管理や叱咤激励するだけでは人の(特に子どもの)能力は開発されません。
駄目出しや怒ることで直れば苦労はしませんが、人間そうはいかないものです。
相手のやる気と自主性を引き出し、その人に合ったサポートをしていくことが鍵です。

あなたはお子さんの能力と自主性を上手に引き出せていますか。 



2016年04月18日

コーチングってな~に?

前回6つの要素を伸ばすには心のサポートがポイントであることをお伝えしましたが、
「心のサポートと言っても具体的には何をすればいいのか分からない。」
と言う方も多いと思います。
そこで今日はコーチングについてお話ししたいと思います。

 13年前に私がセミナーを始めたころはコーチングと言っても誰も知らせいような状況でしたが、今ではだいぶ市民権も得て、多くの方が知る言葉となりました。
ですがコーチングってな~に?
と聞かれて答えられる方は今でも少ないです。
その理由はコーチングは範囲がとても広いからだと思います。
・信頼関係に役だつ手法
・コミュニケーションの手法
・相手のやる気や能力を引き出す手法
・目標達成をサポートする手法
・リーダーに欠かせない手法

などなど人によって色々な捉え方をされています。
それらは間違っている訳ではありませんがコーチングの一部をピックアップしたものです。
 一言でコーチングと言ってもその幅は広く色々な捉え方がありますが、私はコーチングを
「本来持っている能力を今まで以上に引き出すことによって目標達成をサポートする技術」
と考えています。

 人の脳は本来持つ能力の10%も発揮されていないという話しを聞いたことがあると思います。これは脳だけに限りません。
人は本来持つ能力をほとんど使わないまま生活していると言われています。

あなたは本来持つ能力の何%を発揮して普段生活していますか?
お子さんは本来持つ能力をどのくらい発揮できていると感じますか?


人は誰もが本来とても高い能力(どんなことでも出来る)を持っています。
もしもあなたの能力を20%上げる薬があればあなたはいくらまでなら購入しますか?
今の生活に満足している人なら「いらない」と言うかもしれません。
プロスポーツ選手やオリンピックを狙っている選手なら1000万円払うかもしれません。

ビジネス界で大きな決断や責任がかかる方ならその判断で何億という違いがでるので1億でも買いたいとなるかもしれません。
最後は僅差の勝負となる中学受験だといくらの値がつきますかね。(笑)

自分の能力をフルに発揮するのは一人では難しく誰かのサポートが不可欠です。
プロコーチの仕事はまさにこの能力を引き出すことで相手の目標達成を効果的にサポートすることにあります。


 薬ではドーピング違反にもなりますし体にも害があるかもしれませんがコーチングはその心配がない上に楽しくできるのが良いところです。
もしあなたの能力が今まで以上に引き出せるとしたら、あなたはどの様に活かしますか。
もしあなたがお子さんの能力をもっと引き出せるようになれるととしたら如何ですか。

コーチングを知るだけでもだいぶ自分の能力を発揮できるようになるし、
お子さんの本来持つ能力を引き出して上げられるようになると思います。



2016年04月16日

実力をつける心のサポート

前回に続いて実力を伸ばすサポートについてです。

自信をつけるサポート (当たり前なこと)
 小学生の場合自信があるかどうかで6つの要素は大きな影響があります。
スピードでも定着率でも応用力でも、それに自信を持っている子はどんどん勝手に伸びて行きます。
別の言い方にすると
「当たり前だと思っていることはできる。」
と言えるかもしれません。
つまり一回やった問題なんか出来て当たり前。
難しい問題も僕なら出来るはず。
みたいに感じている子は勝手に伸びて行くのです。

ですから逆に、
「君は定着率が低いから頑張って定着率を上げなきゃね。」
「難しい問題も諦めないで考えなさい。」
などの言葉、「自分は出来ない→だから頑張らなきゃ。」
みたいに感じてしまい、自信が持てない、もともとは出来ない子というイメージにつながってしまう場合が多いのでしょうね。
こうしたかとからもお母さんの些細な声のかけ方がとても重要だということがおわかり頂けると思います。

好き VS 嫌い(嫌々)
 小学生の場合には大人以上に好き嫌いで頭の使われ方が違うものです。
好きなこと楽しんでやっているときには驚くほどの能力を発揮します。
嫌いなものを好きにさせるのは難しいですが、嫌いにならないようにしてあげることはできます。
子どもはもともとも学ぶことが好きなのです。
ですが学年が上がるごとに嫌いになっていく子どもが多いのは「大人が嫌いにさせている。」といってよいと思います。

笑顔 VS 必死な形相
 必死な姿や表情=頑張っている姿、良い状態
と思っているお母さんも多いですが、小学生の場合笑顔が消えたら要注意です。
実際トップ校に合格する子はみんな最後まで笑顔で元気に頑張っている子が多いものです。
不安で日々必死頑張る子もいますが、こうしたパターンにはまると脳の視野は狭くる傾向になり多角的な考え方には向かないのでつまり中学受験には向かない状態になってしまうようだす。 
格闘技や瞬発力が要求されるスポーツでは笑顔ではなく火事場の馬鹿力のようなアドレナリンがバンバン出ているような状態の方がいい場合もありますが、中学受験には向かないようです。

成功体験や良い思いをした経験の量
 難しい問題を解くのが好きな子つまり応用力のある子は、過去にそれを解いたことでヒーローになったり褒められたりと良い思いをした経験があるものです。
そしてその経験がまた解きたいという意欲につながり考える頭(脳力)が養われて行きます。 良い思いをした経験がない子に無理矢理考えなさいといっても苦痛でしかないし、嫌いになっていくだけです。

まだまだお伝えしたい違いはあるのですがそれを上げていると切りがないのでこのへんにしておきたいと思います。

私はこの違いを通して何が言いたいかというと、
6つの要素を上げるのは、勉強方法でもないし、わかりやすく教えてもらうことでもないし、ノートのとり方でも式の書き方でもなく、
心の問題が大部分だということです。
ですからもしもお母さんがお子さんの勉強効率を上げたいと望むのであれば、
勉強方法や書き方をアドバイスするよりも、わかりやすく教えようとするよりも、
心をサポートして上げる方が効果的だということです。

 そしてこうした心のサポートは塾では教えてくれませんので一番お子さんと一緒に過ごす時間が多いお母さんの力に掛っているところが大きいのです。

あなたのお子さんは"伸びる子の共通点(1~6)の心を持っていますか?

あなたはお子さんのそうした心のサポートが上手に出来ていますか?


2016年04月15日

子どもを伸ばすサポート

勉強効率をあげ真の実力をつけるためには、
勉強時間 スピード、理解力、定着力、応用力、正解率をいかに伸ばしていくかがポイントであり、
中学受験サポート(お母さん)の腕の見せ所です。

そのポイントは心のサポートにあります。
お母さんや先生がどんなよい勉強方法を教えても伸びないのは心がついて行かないからです。
本当にノートの取り方とか式の書き方、まとめ方、勉強方法よりも心が決まるといってももいいと思います。

結局のところ、
「僕はみんなより早い。」「一回やった問題なんか出来て当たり前。」
と思っている子が早いし出来るのです。

ですがお母さんはうぬぼれている姿が大嫌いなので、大抵自信を奪う声かけをしてしまうものなのです。
それは凄くもったいないことです。
他には

自主性を持って勉強をしている子 VS 受け身の勉強をしている子
 中学受験では自主性をもって勉強している子と受け身の勉強をしている子では驚くほど実力に開きが出ます。(カリテストや月例テストでは差がでないのが怖いところですが…)
 歴史に興味のある人はどんどん歴史の知識が増えていきます。同じ歴史の番組を見たとしても興味のある人と無い人では後に頭に残る量は大きく違います。嫌々見ていた人はほとんど覚えていないものです。子どもは大人以上にその差が激しいようです。
サッカーやゲームに興味がある場合も同じことが言えますし、もちろん勉強も同様です。
ただ覚える勉強や、嫌々やっている子は10個教えても一週間後に頭に残るのはせいぜい1つか2つです。ですが興味を持って聞いている子は10個教えただけで、そこから自分で思考を広げるので20も30にもなります。
明日の宿題や明日のテストのために勉強を無理矢理やらせるのであればさほど差は出ない(ここが怖いところです)のですが、受験勉強のような長距離レースではその差は歴然です。
ここでいう自主性とは自分の頭を使って勉強しているととらえて頂ければよいかと思います。

 勉強も塾も嫌いではない子でも受け身の勉強が身についてしまっている子は結構多いものです。
まじめな子、難しい問題を解くよりも簡単な問題を何度も解く勉強の方が好きな子は受け身になりやすいので、上手にサポートして上げる必要があります。
なんでこうやると解けるの?
なんでこうなるの?
みたいに教えてもらったことに対しても鵜呑みにするのではなく、常に疑問を持つようなら安心です。
逆に
円の面積や、等差数列の和や面積図などなんでもよいのですが。
「どうしてこの公式で解けるの?」
と聞いたときに、
「だってそう習ったもん。」
というようでしたら要注意です。 

どんな目的意識で取り組んでいるか
 同じ問題を解くのでも目的はさまさまです。
絶対に出来るようにするぞ。
絶対自分で解いてみせる。
誰よりも早く解くぞ。
などの目的意識を持って取り組んでいる子は確実に伸びます。
それに対して、
宿題だからやっていかなきゃ。
やらないと怒られるから仕方ない。
みたいに "こなすこと" が目的になっている子あまり伸びません。

あなたのお子さんは
自主性を持って勉強していますか?
よい目的意識を持って勉強していますか?


2016年04月10日

定着率を伸ばすには

本日は定着率をあげるサポートについてお話しします。

受験においては定着率はとても重要で、低い子は勝負になりません。
例え40時間勉強したとしても一週間後一ヵ月後にその内容の10%しか頭に残っていない(出来ない)のであれば実力か伸びないのは明らかです。


 同じ量の勉強をやったとしても後に残る量は子どもによって大きな違いがあるのです。 
一度やった問題が一週間後一ヶ月後にどのくらいできるかを定着率と呼んでいます。 
この定着率が低い子はどんなに勉強しても実力は付きません。

カリテストや月例テストなど一夜漬けでも結果のでるテストでは定着率や応用力に関係なく成績が取れたりするのが怖いところで、そうした勉強が身に付いてしまうと受験は苦しくなります。

そしてこの定着率は子どもの中で安定してしまうとのが怖いところです。
やった量の10%しか頭に残らない子はそれが当たり前となるし、
90%出来るようにする子はそれが当たり前と成るのです。

お母さんも塾でも勉強量を増やすことを一番に考える方が多いのですが、これは危険な行為でもあります。
定着率の低い子に勉強量を増やすとどうなるでしょう。
大抵は消化不良をおこし勉強量を増やせば増やすほど定着率は下がっていきます。
当然体にも無理がかかり食べるのも(勉強するのも)嫌になります。

つまり定着率の低い子に勉強量を増やすのは逆効果、どんどん実力の付かない脳の構造になっていってしまうのです。
実力を付けるためには勉強量を増やす前に先ずは定着率をあげることが肝心です。


これは定着率だけでなく、スピードや応用力にも言えます。
嫌がっている子に長時間勉強を強いるとダラダラやるのは自然の理です。
ますます遅い子になります。

勉強量(問題数)を増やせば一問をじっくり考えることはしなくなるし、
教えてもらうのを待つ子、覚える勉強をする子になり応用力は下がります。
かといって勉強時間を長くして
「じっくり考えなさい。」
と行ったところでわかる気がしない問題をじっくり考え応用力が養われる子はほとんどいません。

定着率をあげるには、始めのうちは少ない量でも良いので、
「やったものは全部出来る。」
という状態をつくること良いです。

 ですがこれはなかなか難しい作業でもあります。
塾では子どもの定着率などお構い無しに(出来る子に合わせて)次から次へと大量のことを要求してきますし、お母さんも勉強量でカバーさせようとすることが多いのです。
このため塾に行っていても定着率の悪い子は実力が全然付かないばかりか、行けば行くほどバカになるということが実際に起こります。
実際こうした負の連鎖に飲み込まれてザルで水を汲むような勉強をず~と頑張り続ける子も多いので、もし現在お子さんの定着率が低いと思う場合はまずは上げることを第一に考えてください。
そしてそれは塾ではしてくれないので、お母さんの力でなんとかして上げて欲しいと思います。


復習に重点を置いてなんどもやり直す勉強させれば・・・。
と思われる方も多いと思います。
現在定着率の低い子はこうしたことからやらせるのは良いと思います。
多分高校受験や中学受験でも偏差値50以下のところを受験するのであればこの勉強方法で問題は無いのです。
ですが、

ある程度の定着率を持った子、そして上位校を受ける場合はこの勉強方法では実力が伸びなくなります。

 私の元教え子にも、一度やった問題を何度も何度もやり直してくれる子、それに膨大な時間と労力をかけてくれる、とてもまじめな子が何人もいました。
ですがこのパターンにはまると不思議なほど応用力が低下します。
中学受験の上位校の場合"応用力が勝負"という問題構成になっているので何度も何度も復習して定着させるという勉強では合格は難しいのです。


トップ校を受ける子たちはの定着率はとても高いです。ほぼ100%と言っていいと思います。
ですが何度もやり直しなどはしていません。
この子たちに聞くと
「一回やった問題なんて出来るに決まっているじゃない。」
と簡単に言うし、だから
「2回3回と同じ問題をやり直すなんて時間の無駄。」
と言います。

この子たちと定着率の低い子では何が違うのでしょう。
頭の出来?
確かにそれもないとは言いませんが、沢山の子を教えてきた経験から言うと
「それは大きな要素ではないようです。」
では何が違うのか?
次回はスピード、理解力、定着率、応用力の高い子と低い子の違いはどこになるのか、その共通点についてお話しします。



2016年04月08日

テストの点数は実力とは別

 前回実力式によるお子さんの勉強効率測定して頂きましたが如何でしたか。
あなたのお子さんは効率が良い勉強をしていましたか。
この数値が0.2以下だと結構きついです。0.5以上ならまずまず、1を超えるのなら立派なものです。
1を超えるにはスピードと応用力が鍵りなりますけど…
本日はもう一つ式を紹介します。

テストの点数=実力×テスト力

というものです。
実力通りの点数が取れるかというと子どもの場合そうはいきません。
逆に実力が無くてもテスト力があれば取れてしまうのです。

テスト力とは、テストで点数を取るための力です。
つまり
・どこを勉強しておけば点数に繋がるか
・ミスをしないで出来る問題を確実に取れる
・時間配分が上手

などなど

塾の週テストや月例テストでは実力はあまり関係ありません。
どの問題集から多く出題されるかを知っていてそこを繰り返し勉強した子は点数が取ります、
範囲が狭いので試験前に見直せばいいのですから、定着率も関係ありません。
応用問題と言ってもほとんどは問題集の応用問題とほぼ一緒です。受験のような全く見たことのないような問題(真の応用問題)は10点分もないのです。

 こうなるとやった者勝ち、間違わなかった者勝ちです。
つまり実力よりもテスト力が重視されるテストなのです。
なのでこうした週テストや月例テストに一喜一憂するとどうしても実力をつけるよりもテスト力重視になってしまうので注意が必要です。


 私も家庭教師をしているとき、お母さんも子どももテストの点を必要以上に気にするご家庭では、どうしてもテスト力を上げて点数を取らせる勉強をせざるおえません。
それはそれで親も喜ぶし子どももやる気アップ自信アップに繋がるで悪くはないのですが、
でも真の実力付ける勉強が後回しになってしまう場合もあるのが辛いところです。

まじめなに今まで頑張って成績も良かった子が6年生になるとだんだん下がっていく子も多いという話は聞いたことがあると思います。
それは正にテスト力で点数を取ってきて真の実力は点数ほど付いていないためなのです。


お母さんは子どもがミスをするのが大嫌いです。
凄くもったいなく思うようです。
因みに
「ミスしないように気お付けない。」「またミスして、どうしてあなたは見直さないの。」
と口が酸っぱくなるほど子どもに注意するお母さんもいますが、統計的に見て子どもは言えば言うほどミスの多い子になるそうなので気を付けてくださいね。
この辺が中学受験サポートの難しいところ、面白いところですね。
子どもは小学生ですから理屈より感情が成績にも反映されるのです。
 
次回は実力をつける方法についてお話ししてみようと思います。



2016年04月07日

勉強効率を測定してみよう

 セミナーでは始めに下記の実力式を使って子どもの今の勉強効率を測定して頂いています。
実力式と言っても私がお母さんに分かりやすく説明するために考えたものなので、『これが実力』と言うものではありませんので、参考までに使ってください。

<2.お子さんの現時点での勉強効率を数値化してみよう>  
 次に現時点でのお子さんの状態をチェックして頂きました。
厳密に考えると埋められなくなってしまうと思いますので、今日はお母さんの今感じている感覚でも構いませんので数字を入れてみてください。
応用力に関しては説明無しでこの文章だけで埋めるのは難しいと思いますが、印象としては普通が3くらいで考えて頂ければよいかと思います。 中高の学校の勉強や高校受験では応用力は3もあれば十分というレベルですが、中学受験(特にトップ校)ではそれほど応用力の高さが求められているということです。

①現在の勉強時間  (   時間/週) 
お子さんは塾と家合わせて週に何時間くらい勉強していますか。

②現在のスピード (    )
普通の人を1として。 0.1~3倍の範囲でお答えください。 普通の人の倍くらい時間がかかる場合0.5倍  半分の時間で終わる場合2倍

③現在の理解力 (     %)
塾での説明など、どの程度理解できているかについて 1%~100%の範囲でお答えください。

④現在の定着率(   %)  
2週間後にもう一度やったらどの程度解けるかを基準に1%~100%の範囲でお答えください。

⑤現在の応用力(    )×0.3=(    )
1~10の範囲でお答えください。
1.全く同じ問題ならできるけど少し変えられると解らない 2.数字を変えられてたくらいなら出来る 3.多少問題を変えられても本質が同じならできる。 4公式ややり方を説明できる  5.習ったことは大抵使いこなせる~  6.応用力はあるほうだと思う~ 10.応用力なら誰にも負けない

今 現在の勉強効率=②×③×④×⑤=(       )

今回は上記の計算で現在の勉強効率がどれくらいかを数値化して頂きました。
と言ってもこの数値が理論上正しいというものではなく、あくまでも客観視するための目安だと思っていくださいね。

さてあなたのお子さんの効率はいくつになりましたか?
この数値が低いと勝負になりません。
20時間勉強しても3時間ぶんにもならない、つまり普通に4時間勉強した人より実力がついていないのですから、自信もなくすし劣等感も生まれます。

本当の実力を付けるのはこの数値を伸ばすことが必要になってきます。
お母さんはどうやってお子さんの②~⑤を上げて行きますか?



2016年04月05日

中学受験の落し穴(注意ポイント)

本日は4月に行った今年度最初のセミナー
「お母さんの力で成績を伸ばす10の方法」
の内容を紹介していこうと思います。
 
 この初回のセミナーはサポートのコツと注意点を盛り込んだ、いわば今後良いサポートをしていくうえでのポイントが詰まったものとなっていますのできっとブログを読んでくださっているお母さんにも参考にして頂けると思います。
 私のセミナーはレクチャーというよりもお母さんに体験をしてもらったり自身に考えてもらったりしながら参加型で行っているので、文章では伝わり難いと思いますますが、想像力を働かせて読んで頂ければ幸いです。
また実際に参加してくださった方には、思い返す切っ掛けより深く考える切っ掛けにして頂ければと思います。

<1.落し穴の位置を書きだしておこう>  
 中学受験でお母さんが失敗するケース(受験の落とし穴)のほとんど は共通しています。 
ですから事前に落とし穴の位置を知って注意することで落ちる可能性を大きく減らすことが出来ます。
初回のセミナーではレクチャーと体験を通し『落し穴の位置』を色々お伝えしますので、聞き取った落とし穴や自分で注意しようと思うポイントを書き出してみてください。と事前に伝えてセミナーをスタートしました。
1.                      .  2                      .  
3.                      .  4                      .
5.                      .  6                      .
7.                      .  8                      .  
  

今後ブログでも紹介していきますが、ここで紹介するのは極々一部なので
お母さん自身が気をつけようと思ったことがあればぜひ書きだしてみてください。

あなたはどんなことが中学受験の落し穴(注意するポイント)だと思いますか。



2016年04月03日

中学受験はお母さん次第

中学受験はお母さんの関わり方がとても大切だと私は感じています。
お母さんの関わり方次第で子どもの成績はもっともっと伸ばせます。

 現代の子どもたちは昔以上にお母さんの影響力が大きくなっているので、お母さの関わり方はより大切になっていると感じます。

 近年では
「お母さんはあまり心配なさらず、塾に任せてください。」
と言うようにお母さんはあまり手を出さないでくださいと推薦する塾も増えました。
実際には塾だけで力を発揮できるお子さんは半数にも満たないと感じるのですが・・・。
これは裏を返せば、

 プラスの効果を及ぼすお母さんよりマイナスの効果を及ぼすお母さんの方が多い為です。
そしてこのマイナス効果は致命傷になるので、塾側としてはプラス効果を捨ててでも、マイナス効果を発揮するお母さんの関わりをなくしたいからでもあるわけです。


 私も以前派遣で家庭教師をしていたころは、マイナスの影響を及ぼすお母さんが圧倒的に多くその影響を減らすのにとても苦労したものです。(今はコーチングを理解してくれているご家庭でしか教えていないのでだいぶ楽になりましたが・・・)
 塾で教えていた頃は、お母さんによって致命傷を負い実力を発揮できないまま受験を終え、強い劣等感や親子関係が悪くなった例、嫌々中学生活をおくる羽目になった例を毎年沢山見てきたのでマイナス効果の怖さは充分すぎるほど理解しています。

 ですがお母さんのプラス効果を捨てるにはあまりにもったいないように思います。
お母さんとしても頑張っている我が子に何もしてあげられないというのはとても辛いことだと思います。

ではどうすればよいか?
お母さんが、マイナスの関わり方を減らしプラスの関わり方ができるようになれば良いのです。
私は「お母さんの為の中学受験サポートセミナー」を12年間やってた中で、それは可能なこだと確信しています。マイナス効果を及ぼす注意点と子どものやる気や能力を引き出すコツとコーチングの手法を知るだけでも致命傷と受験の弊害は確実に減らせます。

受験は僅差の争いなので、最後はこのお母さんのプラス効果の量が勝敗を分けるといつても過言ではないと私は思います。

 「頑張る我が子と共に自分も努力し成長したい。」
と望んでいるお母さんはきっと多いて思うのです。


2016年04月02日

2016年度お母さんのための中学受験サポート講座スタート

新学期が始まる季節となりました。
このブログも今日からはまた新たな気持ちで、来年の受験に向けた
『お母さんのための中学受験サポート講座』
をスターさせたいと思います。
今年度も中学受験をするお子さんの
・成績アップにつながるサポート
・成長につながるサポート
・悔いのない受験をするためのサポート
そして
・受験生を持つお母さんの不安やすとれすが少しでも軽減できるよう。
・折角頑張っているお子さんとお母さんの頑張りと努力が良い結果に結び付くよう
・受験の弊害に苦しむ家庭が少しでも減るよう。
・子どもの能力とやる気をもっと引き出せるよう。
・お母さんの力で成績を上げる方法を沢山伝えられるよう
中学受験を成功に導くために、お母さんにできることについて塾講師&家庭教師の経験とプロコーチの2つの視点からお伝えしていこうと思っています。

今年度は毎月のセミナーに沿った形で進めながら、お母さんからの質問にもお答えしていこうと思っています。
昨年まで読んでくださっていた方も、そして今年が初めての方にも、少しでもお役に立いるよう頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

本日は私が中学受験生を持つお母さん対象のセミナーやこのブログを書き始めた訳についてお話してみようと思います。

 私は現在はプロコーチをしていますが、コーチになる前はず~と塾講師をしていました。今も家庭教師はしているのでもう30年間現場で中学受験に関わっています。
現場で関わっていていつも思うことは、
「中学受験を目指している子どもたちは、本当に頑張っているな~。」
ということです。
ほとんどの生徒は週4日~5日一日に5時間近く塾に行き、さらに家で宿題をこなしています。
多くの子が本当に頑張っています。

ですがその分実力がついているかというと「???」と感じるお母さんも多いのではないでしょうか。
がんばっているのにその時間と労力が成績アップにつながらない生徒は実に多いのです。 
それはとてももったいないことだと思います。


子どもも頑張っていますが、実はお母さん方もとても頑張っています。
受験勉強を頑張っている我が子を見ていると、
「何とか成績をアップさせてあげたい。」
「何とか合格させてあげたい。」と思うのが親心なのでしょう。

「ではあなたはそのために何をしてあげますか?」
と聞かれたら如何ですか。
自信を持って「私はこれとこれをします。」と答えられるお母さんは少ないのではないでしょうか。

中学受験は初めての体験なので、何をどうすればわからないまま不安と戦いながらサポートしているお母さんも多いのではないでしょうか。

お母さんの期待と愛情パワーはとても大きいのでそれが用方向にでれば大きな力となりますが、逆にマイナスに向かうと成績が上がらないだけでなく中学受験をしたせいで
・勉強嫌い
・自信や自主性を失くす
・親子の信頼関係を崩す
・ゆがんだ価値観を持つと言った弊害を招くことも少なくありません。
それはとっても悲しいことです。


子どもも頑張っているし、お母さんも必死に頑張っているのに弊害で苦しむ親子を私は毎年たくさん見てきました。それを何とか出来ないかな~。なんとかしたいな~と思いいたとき私はコーチングと出会いました。

このコーチングの手法を上手に伝えられたら、コーチングの手法を使いながら中学受験の特殊性やコツや注意点をお母さんに伝えられたら、もっともと子どもは伸びるしよい思いも出来ると思い、12年前からお母さんセミナーをはじめました。
少なくともお母さんの関わり方次第で弊害の部分はほとんど無くせると思っています。


ぜひぜひお母さんの力で成績アップと良い受験に導いてあげてください。

 上手なサポートとは勉強を教えることでもないし、長時間一緒に居なければならないわけでもありません。 ですから働いているお母さん、忙しいお母さんでも、勉強を教える自信のないお母さんでも大丈夫です。このブログが少しでも子どもの成長、そして受験の成功のお役にたてれば幸いです