2016年12月20日

もっと必死になって欲しい2

前回は子どもの必死な姿について話しましたが、今回は必死にさせようとする悪影響についてお話しいたします。
必死な姿を望むお母さんの気持ちは私も痛いほどわかります。
塾ではさもそれが当たり前のような言い方もしますし…。
 ですが
「もっと必死にやりなさい。」
といってやってくれるくらいなら誰も苦労はしません。
お母さんが塾の影響や極一部の受験生のそういう姿を見て、
「もっと必死になるのが当たり前。」
となってしまうと、
必死にならないのは子どもが悪い。

となってしまいます。
そうなると大抵は悪循環と陥ります。
必死な姿を見せるのが好きな子もいますが、
必死に頑張っている姿を他人に見せるのは嫌いな子も多いものです。
特に自主性を持った男の子にはこうした子は多いです。
本当はかなり必死にやっているけど必死な姿はカッコ悪いから見せないで陰で頑張っているのに、「もっと必死になりなさい。」
と無理矢理強制されると、もう子どもはお母さんを理解者とは思えなくなります。
もう一つ必死に頑張らせる場合に注意して頂きたいポイントがあります。

それは必死に頑張ったのに結果が悪かったとき今後の成長にに悪影響が出ることです。
お母さんは、「これだけ必死に頑張ったのだから、結果はいいのよ、中学に入ったらまた頑張ろうね。」
みたいにお母さんの満足度は高いですが、子どもはそうなりません。

 オリンピックを目指す選手などは、必死に頑張って行けなくてもその経験を次のチャレンジに活かすことができるし、必死に頑張った分後悔も少ないものです。
ですがこれはそれまでにも良い思いをいっぱいしますし、トップレベルだという自覚もあるからこそ可能なのです。

中学受験でもトップレベルの子は必死にやらせても悪影響の出るこは少ないですが、中の上くらいまでの子は必死にやらせてダメだったとき、劣等感を持ったり頑張ることが無意味と思う子になったり中学生活での成長に悪影響がる場合は実に多いです。

悔しさをばねに頑張る子もいないわけではありませんがこうした子はほんの数%です。
なので逆に
「僕、手を抜いていたからしょうがなかった。」
とか
「僕はサッカーも最後まで続けながら受験したのだから仕方なかった。」
みたいに思うる方が結果を受け入れやすかったりするのです。

変な言い方かもしれませんが、相手はまだ小学生なのですから、
『逃げ道をふさがない』
ことも大切なサポートだと私は思います。

お母さんからみれば「まだまだ頑張れるはず」と感じると思いますが、ほとんどの子どもはその子なりに頑張っているものです。
「きっとうちの子も自分なりには頑張っているんだ。」
という理解を示したうえで、良いサポート法を考えてみてください。
頑張れと言って頑張れるくらいなら誰も苦労しません。
それが出来ないのが人間です。
なのに「出来ないのはお前が悪い。努力していないからだ。」と言われてもどうにもなりません。

次回はサポートのポイントをいくつか紹介してみようと思います。
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coach2016 at 01:45│Comments(0)Q&A 

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