2022年12月27日
冬期講習を有意義にするために2
その2 目的意識を持って取り組む
塾の冬期講習では自分に必要なところだけをやってくれるわけではありません。
「こんなの俺には無駄だよ。」
と思える授業もあるかと思います。
ですが無駄だと思ってやるのは苦痛だし実になりません。
無駄だと感じる勉強のときでも自分なりの目的意識を持つことで効率アップが可能です。
・自分には難しすぎるプリントをやるとき…半分は正解させよう。諦めず考える練習に使おう。
・簡単な問題をやるとき…絶対に全問正解させる。 最高のスピードでやってみよう。
・過去問をやるとは…今回は本番と同じ気持ちでやろう。 時間配分を意識してやろう。 などなど
自分なりの目的を持って臨むだけでかなり効率があがります。こうした目的意識をはっきり持って取り組んでいる子とそうでない子では身に付く量に大きな差が出るのですが、しっかりとした目的意識を持って取り組んでいる子はほんの数%しかいません。
こうしたことは強制してもなかなかうまくいかないところが難しいところです。
・あなたのお子さんは目的意識くを持って取り組んでいますか?
・少しでも持つようにするためには、どんな方法や言い方だと可能性が高いと感じますか?
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2022年12月21日
冬期講習を有意義にする1
冬期講習の過ごし方はとても大切です。
本日は冬期講習を有意義にする方法についてお話ししてみようと思います。
まずはお母さんの心構えについてですが、
「50%も身になれば御の字」
とお母さんが思っておく方がよいと思います。
でないとイライラしたり子どもにも余計な事を言ってしまいがちになります。
なぜなら冬期講習のやり方は塾によって様々ですが集団塾である以上子どもに合ったことばかりをしてくれるものではないからです。
この時期塾の授業が半分も理解できない、自分に必要なことはほとんどやってくれないという場合は冬期講習を休んで(あるいは塾を止めて)個別指導などを取り入れるのも一つの手だと思います。
もしこのままのスピードと効率では間に合わないと思う場合は真剣に考えてみてください。
選択授業に関しても同じことが言えます。塾は営業上勧めてくるところが多いですが、
子どもに必要かどうかを見極めてとるかどうか決めてください。
不安だとついつい取ってしまいたくなりますが冷静な判断をお勧めします。
そうは言っても少しでも冬期講習を有効に使いたいと願うのが親心だと思います。
そこで冬期講習を有効にする2つの方法を紹介します。
方法1 やるべきことを明確にする。
やるべきことを明確化することで効率も上がりますし消化不良を起こさないで済みます。
下記の子どもとの対話シート『残り一カ月半君は何をしますか』を実施してみてください。
今回は算数だけ載せていますが、教科ごとに実施してみてください。
お子さんが自分書ける場合は勝手に書かせるのも手ですが、
お母さんが楽しく話を聞いてあげながら絶対にしたいことと出来ればやっておきたいことに別けて聞いてあげるとよいと思います。
もしお子さんが何をすればいいかわからないとなっている場合は冬期講習と残り一カ月半を無駄にしてしまうことも多いので、塾の先生に聞くなりお母さんが一緒に考えるなりして明確化してあげてください。
残り一ヶ月半、君は何をしますか?
長かった受験勉強ももうすぐ本番。 受験はみな僅差の勝負なので残り一ヶ月の過ごし方が合否に直結します。
ですが頑張りたい気持ちはあっても何をやればよいかがわからなければラストスパートをかけることもできません。
君は自分にとって必要な勉強は何か。何をやれば合格率アップに繋がるかが明確になっていますか?
やるべきことを明確し書き出してみるだけでも勉強の効率はあがるので、
1.試験日までに絶対にやること、(過去問、 過去問以外にわけて)
2.出来ればやっておきたいこと。
3.実力をもう一段上げるための君のアイディア
を書き出してみてください。
例)過去問 早稲田15年~22年 をやり、次やれば80点以上はとれるように直しもやる など
過去問以外 ○○問題集の基本全部と練習半分、 ○○問題集の図形など 漢字を毎日50個見直すなどー
もしも自分では何をやったらよいかわからない場合は先生に聞いたりお母さんと相談してみてください。
<算数について>
1.絶対にやっておくこと
過去問
1. . 2 .
3. . 4 .
過去問以外
1. . 2 .
3. . 4 .
2.出来ればやっておきたいこと
1. . 2 .
3. . 4 .
過去問以外
1. . 2 .
3. . 4 .
3.実力をもう一段あげるための君のアイディア
1. . 2
国語、社会、理科についても同様に明確にしてみてください。
次回はもう一つ有意義にする秘策を紹介します。
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2022年12月19日
子どもの能力を引き出す3
『能力を引き出すためのサポートポイント』
を載せてみましたが如何でしたか。
この時期どうしてもお母さんは勉強面(特に不安なところや欠点)に目が行きがちですが、表情や言い方によっては子どもが自信をなくしたり成功イメージが持てなくなったり、嫌々度が強くなったりと、能力を下げる結果となることも多いです。
確かに欠点を伝えたりやった方がいい勉強を提示することも意味はありますが、そのプラス面の効果よりマイナス面の方が大きいのでは合格率は却って下がってしまいます。
かく言う私も昔はわからないところを教えることや今やるべき勉強(問題雌雄や過去問)ばかりに目が行っていましたが、プロのコーチとして経験を積めば積むほ『何をやるか』以上に『能力ややる気』を上げる方が結果につながることを確信しました。
本当に人間の能力は偉大です。特に子どもの能力は凄いです。
中学受験の問題程度なら本来持っている能力さえ発揮できれば誰にでもできます。
たぶん開成や筑駒の問題でもだけにでもできるので才能はさほど関係ないのだと思います。
ではなぜこれほどまでに成績の差がでるかというと、脳みその問題ではなくその能力の多くを既に発揮出来るようになっている子とそうでない子の違いなが一番大きな理由だと感じます。
好きでやっている子VS嫌々やっている子
褒められて良い思いをしている子VS叱られて嫌な思いばかりしている子
自信がある子VS自信がない子
一歩先を進んでする子VS出遅れた子
勉強以外でも様々なことを体験してきた子VS勉強でしか頭を使っていない子
沢山コミュニケーションをとってきた子VSあまりコミュニケーションをとっていない子
成功体験を持っている子VS持っていない子
自分はできると思っている子VS劣等感が強い子
関心を示し応援してくれる人がいる子VS無関心に放っておかれている子
お母さんが良いサポートをしてくれている子VSお母さんの本来の能力を抑えられてしまっている子
自分に合った勉強方法でやっている子VS人から押し付けられたやり方でやっている子
などなど
沢山の要因によって本来持っている能力が発揮できる量は違ってしまいます。
早い段階から能力を発揮できている子は上記の左側が多くなるしさらに能力も磨かれます。
この差が決定的な差になっていきます。
たぶん勉強方法や塾の授業内容ややっている問題集の出来以上にこちらが大きいのです。
人はの能力は環境によって大きく変わります。
能力を発揮しやすい環境を整えてあげることが最高のサポートだと私は思うのです。
環境と言っても、「集中しやすいよう静かな環境を与える」と言ったことではなく(一つではありますか)心の環境が大事なので誤解しないでくださいね。
お子さんの能力は何%くらい発揮されていますか。
それを伸ばすためにお母さんにできることはなんですか。
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2022年12月14日
子どもの能力を引き出す2
勉強に関しては塾でもサポートしてくれるし、子ども自身でも考えていますが、能力アップに関してはかなりおろそかになりがちです。
心のサポートや能力アップは小学生自身や塾に期待するのは難しいので、お母さんのサポート力の腕の見せ所だと私は思っています。
では肝心のどうやったら能力を発揮できる状態にしてあげられるかですが、
コーチングでよく扱う『能力を引き出すためのサポートポイント』を挙げておきますので、この項目ごとにお子さんに当てはまることを書き、能力を引き出す為にお母さんに出来るサポートを考え書きこんでみてください。
(⑮以降はお母さんが書きこんで見たください)
①心身の健康…
②楽しい、好き…
③手に入るもの(ご褒美)…
④当たり前…
⑤成功イメージ(信じる)…
⑥明確な目標…
⑦やるべきことが明確(行動プラン、必要なもの)…
⑧応援…
⑨誰かからの○○ 、(声援、褒めことが、関心、etc)…
⑩オートクラインを引き出す…
⑪安心感…
⑫危機感…
⑬集中…
⑭自分の真の価値に沿っている…
⑮
⑯
⑰
⑱
こうしたサポートはお母さんのしたいサポートや気になるところだけに目が行っても効果は半減するし、偏り過ぎてもダメです。
バランスと子どもの心が肝心なので注意してくださいね。
今度は能力を下げる要素について書いてみてください。
こうしたマイナス面を減らすことも能力アップに繋がります。
①迷い、不安…
②今日の楽したみ、楽したい
③(親、先生、問題、運、体調など)のせいだと思う…
④焦り…
⑤失敗イメージ…
⑥自信がない…
⑦ブレーキがかかっている…
⑧自分への負の決め付け…
⑨恐怖心…
⑩疲れ…
⑪エネルギーロス…
⑫視野が狭くなる…
⑬嫌々…
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
如何ですか。
お子さんの能力を引き出すポイントはどこにありそうですか。
ぜひ真剣に考えてみてください。
お子さんの能力を1割アップさせることができれば合格率は大幅にアップいます。
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2022年12月12日
子どもの能力を引き出す1
「我が子の能力は決して低くないと思うのですが、それを発揮できていません。
とてももったいなく思うので何とか発揮させてあげたいのですが、能力を今以上に引き出す何か良い方法があば教えてください。」
人の脳はその能力の10%も使われていないと言われています。それと同様に自分の本来持っている能力を100%発揮している人も皆無に等しいと思います。
あなたは今本来持っている能力の何%くらいを発揮して生活していますか。
私のセミナーで参加者に聞いたところ30%以下と答えた方がほとんどでした。
50%以上、80%以上発揮していると答えた方素晴らしいことだと思いますし、30%以下と答えた方も自分の本来持つ能力はもっと高いということに気づかれているレベルの高さの表れでもあります。
中学受験は5点のうたちに何十人がひしめく僅差の勝負です。
もしも能力を10%上げることができれば合格率は格段にアップします。
さてではどうしたらもっと能力を発揮できるのでしょうか。
私はぜひお母さんに今以上に子どもの能力を引き出して欲しいと思うし、絶対に可能だと思っています。
その方法を紹介する前に先ずは皆さん自身で、
・人が能力が高まるのはどんなとかきか。
・能力を発揮しないのはどんなときか。
をそれぞれ10個以上書きだしてみてください。
先ずは自分で考え書きだすことで、きっと子どもの能力を引き出す手助けになると思います。
<能力が高まるとき>
例、・目標が明確な時 ・心身ともに健康なとき ・締め切りが迫っているとき など
<能力を発揮しない要素>
例、・健康を損ねていると ・今日の楽を選んでしまう ・目標が遠すぎるとき など
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