2025年01月14日

試験日までの期間を有意義に過ごす1

お母さんからの質問
「いよいよ残り3週間を切りました。残り少ない時間を有効に過ごすにどうすればよいでしょうか。」

地域によっては既に受験が始っているところもあると思いますが、
私の住んでいる地域(東京)では2月1からが本番なので残り3週間といったところです。
中には「今更足掻いたところでたいしたことは出来ない・・・。」
と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、

私は今までの2年間の勉強はこの3週間の為にあるといっても過言ではないほど大切に思っています。

 学校の定期試験では一夜漬けをした経験を持つ方は多いと思います。
一夜漬けでも結構な量の勉強が出来るものです。まして3週間もあるのですから、これからでも成績を伸ばすことは充分に可能なのです。
 今子どもたちがやっている問題(問題集でも過去問でも)をもしも1年前にやろうとしたら多分何倍もの時間が掛かっていたと思います。
以前苦労して2ヶ月掛かった問題集も今やり直したら2日で終わってしまうという子も少なくないです。
逆に言えばこの3週間で今までやっていた4ヶ月分くらいの問題を解くことが出来るということです。
ですから是非この3週間を無駄にすることなく効率的に過ごして頂き対と思います。
 
 ですがこの時期に効率的な勉強をして過ごしている子は意外と少ないと感じます。
理由は何度もお話ししてきたように何をやったらよいかが判らない子が多いためです。


6年の前半までは塾のカリキュラムに沿ってやればまず問題はありませんが、この時期は人によってやるべきことが違います。
以前にも書いたように塾ではそれには対応しきれません。それは仕方のないことです。
なので何をやるのが最も自分に効率的であるかは自分で判断するか親もしくは誰かプロに教えてもらうしかないわけです。
トップレベルの子でも自分が何をやるべきかを正確に掴むのは難しいものですが、こうした子は先生との話し合いも出来るので、大抵先生と話しながら決めています。
中くらいの子では自分一人で判断することは尚更難しいです。
勉強が苦手な子となるとほぼ不可能となります。
出来れば信頼できる塾の先生と相談してスケジュールを決めるのがよいと思いますが、これもあまり勉強の得意でない子や先生と普段から話し慣れていない子には難しい注文なのです。(お母さんは「先生に聞いてらっしゃい」と簡単そうに言う場合が多いですけど・・・) 
 
 自分一人でしっかりと判断するのも難しいし先生に聞くのも難しいので、結局は自分であまり考えずにやることを決めてしまう、つまり非効率的な勉強に終始してしまう場合が多いのです。

そこでお母さんの役割ですが、
まずは効率的な勉強をしているかどうかを確認してみてください。

それが確認できれば次に打つ対応策も見えてきます。
ではどうやって確認するか?
については次回お話いたします。
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coach2024 at 01:58|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2025年01月10日

試験前日ら渡す手紙2

前回に続き試験の前日に渡す手紙のお話です。
試験が迫ると、子どもの弱点ばかりが見えたり、あれもこれもやらせておきたくなってりする方は多いと思います。
もちろん弱点を埋めることは大切ですが、そこばかりに目が行ってしまうとお母さんのイライラが募るだけで点数は伸びないことも多いです。
もしも弱点を埋める勉強をさせる場合は、不安やイライラしながら言うのではなく、ポジティブなそして成功イメージが湧く言い方をお勧めします。

この時期、自分の不安やイライラを押さえ、少しでも穏やかな気持ちで過ごせるようにするために、試験の前日に渡す手紙を準備することはとても効果があります。
 
実際に渡すか渡さないかは別として是非書いてみてください。
本日は手紙を書くにあたり私がクライアントのお母さんによく質問している質問を紹介しますてので、是非下記の質問に答えてみてください。出来れば紙に書き残してみるとなお良いです。

<<試験前日にお子さんに贈る手紙>>
① 中学受験を始めた切っ掛けは何でしたか?

② 受験を始めた当初に望んでいたことはどんなことですか?

③ 受験と言う目標を持ったからこそできた貴重な体験はどんなことですか?
 
④ お子さんが頑張ったこと、成長したこと感じるところはどこですか?

⑤ 一番苦しかったことはなんですか?

⑥ 一番の思い出は何ですか?

⑦ 中学受験したことを後悔するとしたらどんなときですか?

⑧ 合否に関わらず成功体験にするためにお母さんにできることは何です?

⑨ 中学受験であなたが常に大切にしてきたこと(軸)はどんなことですか?

⑩ 試験の前日お子さんに何て声をかけてあげたいですか?

⑪ 試験が終わった後合否に関わらず何って言ってあげますか?

⑫ 残り一カ月半どんなお母さんでいたいですか?

渡さなくても構いませんから、ぜひ『前日に渡す手紙』を実際に書いてみてください。

きっと合格率アップにもお母さんの心の安定にも繋がると思います。
但し、渡しても子どもはお母さんが期待するほど感動的な反応はしないのが普通です。
「面倒くさい」 「後で読む」などぶっきらぼうに言われたりすることもありますが、必ず真剣に読んで(隠れてのときもありますが…)くれます。何年も引き出しの中に大切にしまっている子も多いです。
子どもたちは素直に言えなくても心の中では喜んでいるものです。


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ご利益があるかも


coach2024 at 03:25|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2025年01月07日

試験前日に渡す手紙

冬期講習も終わりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

中学受験は小学生にとっては大きなチャレンジです。
そしてその経験をこれからの人生に繋げてあげられるかはお母さんの関わり方に掛かっています。

みんな絶対受かる学校を受けるのではなく、チャレンジしているのですから絶対合格とはいきません。

お母さんしては不安でしょうが、でもそんな中子どものチャレンジを認め応援する姿は素晴らしいと思います。
 お母さんとしては合格が一番気になるところだと思いますが、是非子どもの成長そしてチャレンジを良い経験としてこれからの人生に繋げてあげて欲しいと思います。


・一月中どんな声を掛けますか?
(頑張っているとき、サボっているとき、穴が見えているとき、子どもが不安になっているとき、自信をなくしているときなどなど)
・受験前日にどんな声を掛けますか?
・当日学校まで行く間試験前どう過ごしますか?
・終わった後なんて声を掛けますか? 次の日の受験にどうつなげますか?
・発表(合格だったとき、残念だつたとき)を見て何て声を掛けますか?

こうしたときにどんな声をかけてもらえるかで次の受験も中学生活にも大きな影響を及ぼします。
前もって色々考え引き出しを増やしておくことが良い声かけをしてあげる秘訣だと思います。

 私のセミナーでは(全てを練習できればそれに越したことはないのですがそうもいかないので・・・)皆さんに試験の前日にお子さんに渡す手紙を書いてもらっています。 
本当に渡すかどうかは別としても、この手紙を用意するだけでもとても効果があると私は感じています。
是非皆さんも用意してみてください。

次回は前日に渡す手紙を書くヒントになる質問を紹介します。

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coach2024 at 01:26|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2025年01月03日

明けましておめでとうございます。

今年はどんな一年にしたいですか。
残り一ヶ月子どもに何をしてあげますか。

 この一ヶ月はとてもとっても大切です。
合否だけでなく受験が成長の場となるかどうかはこの一ヶ月にかかっているといっても過言ではありません。

 最後まで頑張ったと本人が思えるかどうかでその後の中学生活が大きく変わってきます。
今までたいして頑張ってこなかった子でも最後に頑張るととても良い思いに変わるものです。
逆に今まで頑張ってきた子でもここで後悔を残すような過ごし方をしてしまうと2年間の頑張りが無駄なものとなってしまう場合もあります。

 お母さんにとっても今までの集大成といえると思います。
今まで上手に接してきたか、子どもが強い子に育ってきたか、強い信頼関係があるかが問われるかもしれません。
あなたのサポートで子どもの能力を引き出し素敵な受験にしててあげてくさいね。

 私もこのブログとセミナーを通して、少しでも受験生そしてお母さんの力になれるように頑張りますので今年も宜しくお願い致します。

何時も応援ありがとうございます。
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coach2024 at 01:25|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2024年12月24日

後悔しない志望校選び2

前回に続き後悔しない志望校選びのポイントについてお話し致します。

あなたのご家庭では実際に受験する学校は決まりましたか。
あなたのお子さんは受験する学校が明確に決まっていますか。  
第一志望ははっきりしている子でも第二第三になるとかなりの曖昧な子も多いものです。
その第一志望についても理由は曖昧だったり後付けだったりします。

ですが理由はどうあれ子どもが自分の意志で行きたい学校があることは素敵なことです。
その気持ちが勉強へのモチベーションにもなっているので大切にしてあげてください。



 塾ではどうしても偏差値重視の学校選びになりますが、偏差値よりも子どもの性格に合った学校、楽しくそして成長できる中学選びをして欲しいと思います。

さてではどうやって志望校を決めていくかですが、
後悔しない志望校選びをする順序を紹介致します。

その1 最も大切なことは前回お話ししたように、
どうやって決めたかです。子どもと良い話し合いをしながらお互い納得のいく形で受験校を決めて欲しいと思います。
 

その2 親の条件を明確にし、子どもに合った学校を予想してみる

下記のワークを是非やってみてください。
ワーク1 下記の項目についてお母さんの希望を別けてみてください。
先ずは様々な条件をお母さんが 
1.絶対に譲れないこと。 2.出来ればそうであって欲しいこと。 3.あまり拘らないこと。
に別けてみることをお勧めします。 
下記のワークで是非やってみてください。項目を増やして頂いてもOKです。
<例> 
①共学か男子校女子高か  ②付属校か ③大学受験の実績 ④受験校orそうでない学校  
⑤通学時間(  分まで)  ⑥偏差値( ~ )  ⑦塾の進め  ⑧子どもの希望 ⑨子どもの印象 
⑩親の希望  ⑪親の印象 ⑫学校見学の印象 ⑬学校の校風 ⑭伝統 
⑮宗教 ⑯綺麗さ ⑰制服 ⑱友達と一緒 ⑲グラウンドの広さ  ⑳クラブ活動 
など

親として譲れないポイントは?
出来ればそうであって欲しいことは?
あまりこだわらないところは?


ワーク2 お子さんの譲れないポイントを予想してみよう。
今度はお子さんの気持ちにを予想して上記のポイントを答えてみてください。
お子さんが譲れないポイントは?
出来ればそうであって欲しいことは?
あまりこだわらないところは?

ワーク3 お子さんにはどんな校風の学校が合っていると思いますか。

ワーク4 塾や家族、お子さんと意見が別れたときどうしますか?


先ずはこのワークをやってみてください。

次回はその3についてお話し致します。
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coach2024 at 01:49|PermalinkComments(0)中学受験ガイド