2021年05月04日

中学受験Q&A その2

ゴールデンウィーク中はお母さんから質問に答える形で書いています。
本日の質問

「中学受験をサポートする上で事前に知っておいた方が良い注意点を教えてください。」

中学受験で弊害に苦しむご家庭のパターンは毎年決まっています。
私はこれを受験の落とし穴と呼んでいます。
この落とし穴の位置を事前に知ることができれば、落ちる確率もだいぶ減らせると思うので、
いくつか紹介してみようと思います。

落とし穴1 叱りすぎ

人は美味しいものを食べればまた食べたくなります。
良い思いをすればまたやりたくなるし、嫌な思いをすれば嫌いになります。
叱られながら、無理矢理勉強させられれば大抵の子は嫌いになります。

叱ってやらせることはその効果より、子どもを勉強嫌いにしてしまう、自主性を奪ってしまう、
などのマイナス効果の方が大きいことは覚えておいてください。

 中学受験をしていると愛情と期待も大きく「もっと頑張ってほしい」と思うあまり、ついつい叱りすぎてしまうようです。
叱る事は必要ですし決して悪いことではありませんが、方法を間違えると子どものやる気や能力の低下を招くばかりか、悪循環を招き信頼関係を崩すことにもなり兼ねません。

 確かに怒鳴ることは即効性があります。
ですが怒鳴って勉強をやらせると、下記のような悪循環に陥るケースが多いようです。


                             叱りすぎによる悪循環
子ども側:
 
勉強・宿題をやらない→叱られる→いやいややる→勉強が嫌いになる →余計に解らなくなる→ますますやらなくなる 
 
                                                  
お母さん側: 
叱る→叱られないとやらなくなる→負担が増えストレスも溜まる →ますます子どもを叱る! 
結果 
子どもはお母さんのことを味方だとは思えなくなり、本音を話せなくなる。叱られてもムッとするだけでお母さんの言うことや、アドバイスも聞かなくなるり結果お母さんは叱るしかなくなる。

 子どもだけでなく人はみな叱られることは嫌なことなので、叱られれば嫌々でも言うことをききます。
ですがそれは鞭打たれ仕方なくやっている・やらされているのと変わりありません。 

こうした罰の恐怖でやらせておいて自主性を求めるのはどだい無理な話です。 
指示命令を受けて行動している人は次第に自分で考えることを放棄していくのが普通です。 

色々考えて良かれと思って出した答えや行動を、
「何で言われたとおりに出来ないの、まったく。」
などと一回でも一刀両断にしようものなら考えるのを放棄するか、お母さんから逃げ出すかしか手がありません。

叱ってやらせると大抵は嫌いなります。  
これは勉強だけでなく、片付けや、歯磨き、などの生活習慣にも言えますし、ピアノなどの習い事にも言えます。
「勉強しなさい。」「片付けなさい。」と怒鳴ることは
「勉強を嫌いになりなさい。」「片付けを嫌いになりなさい。」と言っているのと同じようなものなのです。

悪いことをしたときには怖いくらい叱ってもOKですが、
何かをやらせるために叱るのは極力避けることをお勧めします。


相手の能力を3割も出してくれれば十分という場合は鞭打ってやらせることも可能です。
ですがそれ以上の能力を引き出したいと思うなら叱ってやらせる方法では難しいのです。
中学受験はみんなが頑張っているので、子どもの能力の3割しか発揮させてあげられない関わり方では勝負にならないのです。

確かに叱ることは即効性がありますが、叱らなくても子どもにちゃんとやらせる方法はいくらでもあります。 
どうかお母さんが叱らないでも子どもがやる方法をいっぱい身に付けてください。


このブログの中にもその方法を随時紹介していきたいと思っています。



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coach2021 at 08:54|PermalinkComments(0)Q&A 

2021年05月03日

中学受験Q&A

緊急事態宣言下でのゴールデンウィークとなってしまいましたが、皆さんお元気ですか。
ゴールデンウィーク中は
お母さんから寄せられた質問に答えていこうと思います。

ただしA(答え)といっても絶対の正解ではないので誤解しないでくださいね。
一つの参考意見として捉え、鵜呑みするのではなくみなさん自身で工夫を加えて利用して頂ければ幸いです。


本日の質問。
「中学受験では親(特にお母さん)の関わり方が重要と聞きますがそれはなぜですか
。」

私も中学受験はお母さんの関わり方がとても大切だと私は感じています。
実際お母さんの関わり方によって子どもの成績も成長も大きく変わります。

お母さんと接する時間は一番長いですし、現代の子どもたちは昔以上にお母さんの影響力が大きくなっているので、お母さの関わり方は昔以上に大切になっているのです。

 近年では
「お母さんはあまり心配なさらず、塾に任せてください。」
と言うように、「お母さんはあまり手を出さないでください」と手を出さないように言う塾も増えました。
実際には塾だけで力を発揮できるお子さんは半数にも満たないと感じるのですが・・・。
これは裏を返せば、

プラスの効果を及ぼすお母さんよりマイナスの効果を及ぼすお母さんの方が多い為です。
そしてこのマイナス効果は致命傷になるので、塾側としてはプラス効果を捨ててでも、マイナスが大なお母さんの関わりをなくしたいからでもあるわけです。


 私も以前派遣で家庭教師をしていたころは、マイナスの影響を及ぼすお母さんが圧倒的に多くその影響を減らすのにとても苦労したものです。(今はセミナーに参加してくださっているご家庭でしか教えていないのでだいぶ楽になりましたが・・・)

 塾で教えていた頃は、お母さんによって致命傷を負い実力を発揮できないまま受験を終え、強い劣等感や親子関係が悪くなった例、嫌々中学生活をおくる羽目になった例を毎年沢山見てきたのでマイナス効果の怖さは充分すぎるほど理解しています。


 ですがお母さんのプラス効果を捨てるにはあまりにもったいないように思います。
お母さんとしても頑張っている我が子に何もしてあげられないというのはとても辛いことだと思います。

ではどうすればよいか?
お母さんが、マイナスの関わり方を減らしプラスの関わり方ができるようになれば良いのです。
私は「お母さんの為の中学受験サポートセミナー」を18年間やってた中で、それは可能なこだと確信しています。マイナス効果を及ぼす注意点と子どものやる気や能力を引き出すコツを知るだけでも致命傷と受験の弊害は確実に減らせます。

受験は僅差の争いなので、最後はこのお母さんのプラス効果の量が勝敗を分けるといつても過言ではないと私は思います。

 頑張る我が子とともに自分も努力をいとわない自分も成長したい。
と望んでいるお母さんはきっと多いて思うのですが、
こうした母さん方の輪が今一広がっていかないのは、きっと私の力と信頼が足りないせいなんだろうな~。
と感じています。
とは言え出来る事から初めていかないと仕方がないので、今はこのブログを読んでくださっている方、そして交流会に参加してくださっている方に少しでもお役に立てるようそして信頼してもらえるように頑張っていこうと思っています。

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coach2021 at 10:42|PermalinkComments(0)Q&A 

2021年05月02日

動画その1を公開しました


本日は第1回セミナーの内容の一部をyou tubeにアップしました。
第1回セミナーに参加された方は復習になると思いますし、
参加できなかった方にもとても役立つと思います。


タイトルは
『お母さんのための中学受験必勝ガイド』

この動画シリーズでは 中学受験を成功に導くため秘訣をいっぱい公開していこうと思っています。

私は文章に全く自信がないので動画の方がブログ以上に色々なことを感じてもらえるかと思います。
興味がある方は是非一度視聴してみてください。YouTube での動画ですから安心(もちろん無料)してご覧頂けるかと思います。

今回の内容は

「初めての方へ&悔いのない受験をするために」です



こちらほクリックすると動画が再生されます。

如何でしたか。

なにぶん不慣れで、お聞き苦しいとろも多々あり皆様に満足して頂けるか心配ではありますが、
お母さんとお子さんが悔いのない受験が出来るようブログと動画そしてセミナーを通じて出来る限りサポートしていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。

今後もこのブログにて順次公開していきますのでご期待ください。 
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coach2021 at 18:27|PermalinkComments(0)私の動画集 

2021年04月28日

速くなる

スペックの中でも、『速さ』『定着率』『応用力』『正解力』などは勉強効率と呼ぶこともできますし、真の実力といっても過言ではありません。
成績向上を簡単な式で表すと(絶対の式ではないので誤解しないでくださいね)

成績アップ=勉強時間×速さ×定着率×応用力×正解力

下線部分は勉強効率と言い換えることも出来ると思います。
この部分のスペックを上げることが成績アップの秘訣であり受験合格の秘訣です。
闇雲に勉強時間だけ伸ばせば余計勉強効率が落ちますし成績も上がりません。

今日はスペックの②として勉強効率に大きく関わる『速さ』についてお話ししていこうと思います。

②速さ (PCで言えばCPUにあたる部分ですね)
PCの性能として一番取り上げられるのがこの部分です。
同じ4時間持つバッテリーを搭載していても、処理速度が2倍なら8時間分の仕事が出来るし、逆に処理速度が半分なら2時間分しか出来ないことになってしまいます。
速さには、
読む速さ、考える速さ、解く速さ、憶える速さ、理解する速さ、取り掛かる速さ 

などなど色々ありますが、 速さはとても重要なスペックです。

お母さんの中には「丁寧にやりなさい。」という意識が強い方も多く速くやろうとする子を応援しない場合も多いのですが、中学受験では速さは大きな武器です。
速いにこしたことはありません。

速い=間違いが多くなる  
ゆっくりやる=間違いが減る
と思っている方もいますが、それは間違いです。
計算問題でも結局は速い子ほど正解率が高くなります。


『家で宿題をやる速さ』などは、
出来る子とそうでない子では何倍もの開きがあります。
速い子は30分かからない宿題でも、 遅い子はお母さんに 「ちゃんとやっておきなさい。」 と言われ勉強を始めても、3時間して見に行ってみたらほとんどやっていなかった。
なんていう話はざらにあります。
これだけでも同じ時間勉強したとしてもやる量は6倍の差となります。
他の要素(今後お話ししますが)も加わると勉強効率は高い子と低い子で20倍くらいの違いが出ます。
単純計算で出来ない子は出来る子の20倍の時間勉強しないと同じ点が取れない訳です。
これでは勝負になりません。

『考えるスピード』も歴然たる差が出ます。
伸びる子だちは、1分間にそれこそ100個近くのことを試しています。
この試す行為こそ考える力であり、のちの応用力につながります。
ですが伸びない子は、1分間に3個も試していなかったりするのです。
試すことは無駄なことと感じ、
正解を教えてもらうのを待つ癖がついてしまっている子も多いです。
自分で試していない子はその問題はできても少し変えられると分からなくなるものなのです。
親からみたら
「さっきやったのと同じ問題じゃない、なんで出来ないの?」
と思うことがいっぱいあると思いますが、
受験問題は習っただけの子自分の頭で試行錯誤していない子は正解出来ないように工夫して作ってあるのです。

考えるスピード、考えるのが好きかが一番の成績の差になるかもしれません。

何故解けないかの理由は後日詳しく扱いますが、
中学受験を上手にサポートしたいと願うなら、その理由は絶対に抑えておく必要があります。
その理由を知らないと伸び悩んでいる子を伸ばしてあげることができません。
正直塾の先生も理解してない人が多いので、その場合お母さんの役割は更に重要になります。

速さのスペックを上げるポイントは 速くする意識を持っているかどうかです。
速い子たちは常に速くやる意識をもって勉強しているものなのです。
速いことは大きなアドバンテージを生む大切なスペックです。


あなたのお子さんは速さのスペックが向上していますか?


もし上がっていないと感じる場合は是非上手な声掛けをしてスペックを上げてください。
放っておいても上がらないし、怒っても上がらないので気をつけてくださいね。
速さを上げるための方法をいくつか紹介したいと思っていますが、
それは後日にして、先ずはお母さんが我が子に合った伸ばし方を考えてみてください。

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coach2021 at 06:56|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2021年04月27日

勉強時間

前回は色々なスペックについて考えましたが、 今日はその一つ「勉強時間」についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

①勉強時間 (PCで言えばバッテリー容量と言えると思います)
中学受験において勉強時間は欠かせません。
家庭教師をしていても初めは2時間持たない子もいっぱいいます。
ですが少し慣れると2時間集中した状態が持続できるようになります。子どもたちの順応力成長力は素晴らしいものでかあります。
塾行っている子たちはこの力は鍛えられているので大抵高いです。
一日4時間塾に行き帰ってからも勉強している子も多いくらいです。

あなたのお子さんは現在何時間くらい勉強ができますか?
もちろん教科や体調にもよると思いますが、
全体的にみて「勉強時間」のスペックは高いですか?
 
勉強できる時間を伸ばすのは大事なことではありますが、
お母さんが勉強時間にばかり目を向けると、ダラダラやる癖が付いたり、やらされている感満載の勉強になってしまったりして勉強効率が落ちるケースが多いので気をつけてくださいね。

次回は勉強効率について話したいと思いますが、

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coach2021 at 08:51|PermalinkComments(0)中学受験ガイド 

2021年04月26日

勉強効率を測定してみよう

ここまで紹介してきたスペックですが、
その中でも『速さ』『定着率』『応用力』『正解力』は勉強効率と呼ぶこともできます。
中学受験の真の実力といっても過言ではありません。
本日はあなたのお子さんの勉強効率を下記の式を使って測定して頂こうと思います。
但しこれで完璧に効率を測定できるというものではありませんので誤解しないでくださいね。
あくまでも目安として使ってくださいね。 

勉強効率=速さ×定着率×応用力×正解力
     
まずはここまで紹介してきたスペックの記事を参考に下記の(   )に子どもの現状を書きこんでみてください。 厳密に考えると埋められなくなってしまうと思いますので、今日はお母さんの今感じている感覚で構いませんので数字を入れてみてください。

①現在のスピード (    )
普通の人を1として。 0.1~3倍の範囲でお答えください。普通の人の倍くらい時間がかかる場合0.5倍  半分の時間で終わる場合2倍 という感んじ。

 ②現在の定着率(   %)  
一ヶ月後にもう一度やったらどの程度解けるかを基準に1%~100%の範囲でお答えください。

③現在の応用力(    )×0.3=(    )
『応用力』の記事を参考に1~10の範囲でお答えください。 そしてそれに0.25を掛けてください。

④正解力(   %)
テストで出来そうな問題(家に帰って落ち着いてやればわかったなど)の何%くらい正解出来ているか

現在の勉強効率=①×②×③×④=(       )

如何でしたか。
あなたのお子さんの効率はいくつになりましたか?

例えば 
速さ=遅め(0.6) 定着率=低い(50%) 応用力=高くない2×0.25=0.5  正解力=60%
だとすると、0.6×0.5×0.5×0.6で0.09となります。
つまり勉強時間の1割も身になっていないのです。
30時間勉強して残る量は3時間。

これに対して高い子は、
速さ=早い(1.8) 定着率=ほぼ完璧(95%) 応用力=自信がある8×0.25=2.0  正解力=90%
だと、1.8×0.95×2.0×0.9で3.078
30時間勉強したとしたら身になる量は92時間分。

前者の30倍以上です。
いくら何でもこんなには差がつくはずはないと思うお母さんも多いと思いますが、
実際これくらい勉強効率には差があるように私は感じます。


つまりこの数値が低いまま勉強時間を増やしても実力は付かないし勝負にならないのです。
この中の一つを数%上げるだけでも成績は大きく変わってきます。
 成績を伸ばし本番で合格を勝ち取るには、
目先の点数よりも、この勉強効率をいかに上げていくかがポイントなにります。
そしてそればお母さんのサポート力の腕の見せ所でもありまする。
お母さんはどうやってお子さんの①~④を上げて行きますか?


次回は「お母さんの力で①~④を上げる方法についてお話しいたします。

次回も読んだ見たいと思ったときには、 
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coach2021 at 12:58|PermalinkComments(0)中学受験ガイド